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今回、麻呂が登場する話なんで、せっせこ麻呂のアイコン描いてたら、アイコンがメールで届いていて、口からマスパ吹いた
麻呂が想像以上にイケメンになっていたので併せて吹いた。 === 企画書 前回まで === びゅっびゅびゅびゅっ!ばばっ! 「・・・・目で追うのがギリってとこですね。ウインドミルで捌き切れるでしょうか・・。 それにしても、常に温厚なクロさんが・・一体全体どうしたというのです・・・・。 麻呂さんが逃げ切れるまでの時間を稼ぐ事すら難しい・・か・・・・?」 ※ウインドミル…ブレイクダンスの基本技。両腕を支柱とし、逆立ちに近い姿勢で文字通り”風車”のように両脚を大回転させる。 === ~少し前~ 「お互い近くに居たのは幸運でしたね!麻呂さん!皆の力が合わされば不可能などありません!協力してクラスの仲間を探して、この島を脱出しましょう!」 ~~~ 名前:志貫 一(しかん はじめ) 技能:ブレイクダンス、防御障壁(封印中) 支給武器:コンバットナイフ マスター:ロペス八周 力:C スピード:A 賢さ:A 持久力:S (解説) 見た目のガラは悪いが、クラスでも1、2を争う良識派の常識人。 情に厚いお人好しだが、基本的には慎重派でブレイクダンスとバイクが趣味の現代っ子。 ブレイクダンスをベースにした足技で、下手なチンピラ程度なら追い返すことなぞ造作も無い。 ただ、彼自身が争いごとを好まず、人を傷つける事自体を嫌うので、攻撃の技は持たず、専守防衛に徹する内に根負けした相手が退散する。 他にも、そんな彼の本質を体現化した様に、不可視の防御障壁を張る事が出来る異能を持つが今回の催しでは首輪のために使用が制限されている。 ~~~ 「・・・・ふん。一人で探せば良かろう?まろは、一人でも充分じゃ」 ~~~ 名前:麻呂(まろ) 技能:召喚(封印中) 支給武器:無し(”ハズレ”と書かれた紙が入っていた) マスター:カルミン 力:B スピード:B 賢さ:S 持久力:C (解説) どっかの公家の子孫らしく時代錯誤の装いの人物。 傲慢且つ自信家で、他人を見下した様な発言が多い。 言い方が偉そうな印象を受けるが、悪人というワケでは無く、どこか抜けていたり、案外人懐っこい所があるので、憎めない。 基本的にプライドも高いが、状況よってはゴミ箱を漁るルンペン紛いの生活も厭わない順応さも併せ持つ。 由緒正しき御家柄かどうかは解らないが、妖魔などの常世に在らざる存在を召喚できる術師でもある。 召喚される使い魔たちは、時間を操る事が出来たり、また自分なりのオリジナル造魔を生成する事からも、かなり高位の術者である事が解る。少なくとも召喚できる使い魔達よりは格上だということは紛れもない。彼の自信も最もだろう。 術者ということで、ひ弱な先入観を持ちがちだが、カマキリの子分達を一瞬でのした過去があり、肉弾戦も中々のモノである。 ~~~ 「大体まろはな、そちがいけ好かぬ!チャラチャラしおってからに、気に食わん!男子足るものまろの様に雅な格好で無ければならん!」 「チャラチャラも雅も似たような意味の様な気がするのですが・・・・それに、麻呂さん普通にカジュアルなシャツ着てますけど・・・・」 「ええい!五月蠅い!旅行はオフの日じゃったから油断しておったのじゃ!烏帽子と着物はな!まろの”ちゃーむぽいんと”なのじゃぞ?」 「は、はぁ・・・・」 「ホントにそちは解っておらんのぅ・・・・。良いか?”才色兼備”という諺を考えたのはまろじゃぞ?」 「え?!そうなんですか?流石、麻呂さん!スゴいです!」 「そちは馬鹿か!?そんなハズ無かろう!そこは『嘘つけ!』とか『ことわざじゃねーし!』と突っ込むところじゃ!! センスの欠片も無いそちとなんかやってられぬわ!ふん!まろはもう行くぞ!」 「・・・・あ!麻呂さ~ん!待ってくださ~い!」 「・・・・ふん。とことんまろと相性の合わぬ男だ」 「ま~ろ~さ~ん!!!」 「しつこいのぅ・・・・・・」 「おめーら!うっせーお!!」 「・・・・む?」 「麻呂さん!危ない!!」 どんっ!! 「・・・・ぐっ!!」 「一体何事じゃ!まろを突き飛ばすとは!ただでは済まさぬ・・・・お主、怪我をしておるではないか!」 「なんだかうっせーのが一人増えたお!まとめてぶっ殺してやるお!!」 「お、俺なら大丈夫です・・・・麻呂さん!今のクロさんは気が立っていて危険です!ここは俺がなんとか食い止めますので、逃げて下さい!」 「そちに言われずとも、端っからそのつもりじゃわ!それでは精々精進せい!」 だっ! === ばきっ!ぼぎゃっ! 「お前如きが勝てるわけないお!さっさとくたばるお!」 「まだ・・・・まだ行ける・・!ここで倒れたら麻呂さんに危険が及んでしまう・・! 人間の行動には常にリズムというものがあります。大抵は心拍数のリズムと同じ8ビートで、物事をこなすのですが、クロさんにはリズムが不明確で読みにくい・・だけど、ようやくクロさんの動きが掴めてきました・・!」 「ホントにしつこいヤツだお!あったまきたおー!!」 びゅびゅびゅっ!ぱしぱしっ!ボスガシグッ! 「さっきよりも・・・・速過ぎる・・!!刻むステップは8ビート・・いや、16・・・・違う!まだまだ遅い!・・・・32ビート!」 「くらうおー!!」 ばきっ!! 「・・かはっ!32・・・・これでも間に合わないの・・ですか・・・・」 「しぶといヤツだったけろ、これで終わりだお!!」 がっ! 「・・・・!!」 「苦戦してるみたいだな?無理も無い。あいつはかなり強いからな。お前ごときじゃ勝てない」 「・・か、カマキリさん!」 「うざってぇのがまた出てきたお!!一人も二人もおんなじだお!まとめてぼっこぼこにしてやんよ!」 「助かりました!カマキリさんがいれば百人力です!一緒にクロさんを止めましょう!」 「過度の期待はするな。俺もこうなったこいつには勝てない・・・・。精々足止めするのが精いっぱいだ。 ・・・・もっとも、お前が手伝ってくれるのなら話は別だがな」 「・・・・恩に着ます!!」 続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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