グズグズ日記

桜の咲く頃に引いた風は
桜が散ってもまだ咳が残り

近所の一番近いお医者さんに行っていたのだが

「風邪ぐらいでいちいち遠い病院に行ってられないよ
薬なんてみんなどこでもらっても一緒だよ」

と豪語していたのに眠れないぐらいの咳に心が鈍った

特別な病気や検査はともかく
風邪なんかは絶対医者に行くより寝てる方がいいに決まっていると
普段思っている

今回近所の医者にかかったのはインフルエンザだったら困るからで
その検査は受けて陰性だったし

大きな病院に行ってしんどいのに待たされる事を思えば
家で寝てる方が早く治る？？？

しかし口も聞けない眠れない食べられない　
咳が続き　

脇腹が痛いし　微熱は出るし　声もかすれて話せない

でついに　娘が連れてってくれると云うので
一番近い総合病院に行って来た

レントゲンを撮ったが　とくに気管支炎がひどい訳でもなく
風邪としてはもうあんまり人にも移らないだろうと云う事で
風邪が治っているのになんで咳が止まらへんねん！！！と思いつつ
今年は咳が長引く風邪がはやっていると云う医者に
はいはいと素直に診察を受け

今まで見た事もない薬を何種類かもらってきた

一度飲むと7日間効くという　抗生物質ーー水に溶かして100CCぐらいぐっと飲む
一日一回貼り変える　ちいさな気管支炎のシートーー5センチ角ぐらい

夜だけ飲む咳止めのカプセル


と　後は子供の頃よく飲まされた茶色い咳止めシロップ


薬の紹介シートには　副作用がいっぱい書いてあったが
とりあえず　なるべく読まないようにして
昨日の午後には一通り試したところ

なんとあれほどの咳が軽減し　急に楽になったので

日の暮れからずーっとウトウトしていた

咳止めの副作用か頭がぼーっとしているのと　あまりおなかが減らないのと
で　今日は　絶好調とは言いがたいが

昼前にまだでてきた咳もシロップでぴたりと止まり

やっぱり医者も寿命のうちだったのかなどど思ってしまった

今まだ体力がある年なので　どうって事ない笑い話だけど
これが80代なかばだったら　やっぱりえらい事や

年を取ると頑固になると云うが　
自分では気づかないうちに自己流マニュアルが出来上がっているんやねえ


しかし…
あれほどの咳が　止まるのは　怖いような気もするのでした