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さてさて「組曲空想」も残すところ8ステージ!
昨日は植田圭輔くん&石澤美和嬢の「妄執グレーテル」が千秋楽。 ご覧になった方々はお分かりでしょうが、うえちゃんには「おませな幼稚園児」というファンの方々からお叱りものの役をふらせていただきました。 組曲初期の作品「白い部屋の嘘つきチェリー」「シャーベット・シェルター」「僕らの声の届かない場所」などに出て頂いたみっちと前回の「虚言の城の王子」に出てくれたうえちゃんが共演しているのを見ると、「以外と長いことやってきたなぁ」と不思議な気持ちになりました。 明日からのゲスト短編は平沼さん&粟根さんの「あっ!」 こちらもおすすめです。おもろいよ、マジで。 さて、本日の紹介はメインキャストの中からこの人! 松本紀保さん! 空想組曲初参加! ひっじょーに上品でひっじょーに真面目でひっじょーに可愛らしい女優さん。 一見おっとりした美しい方なのに、芝居になるとスイッチが入ったように女優モードに切り替わり、渾身の演技をたたきだすのです。 稽古場で何度嬉しい驚きをさせてもらったことか。 今回の参加短篇もかなり多く、様々な登場人物を演じて頂いてます。 中にはかなり際どい役もあるのに、どれもがきちんと生きている愛しい人間に見える。 それは紀保さん自身が他者への、芝居への、演劇への愛情に満ちているからだと思うのです。 人間のもつ美しい部分も、醜い部分も、きちんと視線を逸らさずに見つめている。 そしてそれを弾くのではなく受け入れようとしている。 物静かな物腰の中に、そういう確かな覚悟を感じられる。 キオさんはそんな素敵な女優です。 ちなみにその中の一本である「天使が通る」という今回の再演で新たに加えた新作は、キオさんとこいけけいこ嬢をイメージして書いたもの。とても気に入っている短篇です。 先日、お父様である松本幸四郎さんが観に来てくれて、楽屋でみんなに素晴らしい感想を語ってくれました。 その後短い時間でしたが、個人的にほさかに演出や脚本に関してのとても丁寧で嬉しい感想をおっしゃってくださいました。 学生時代からテレビや舞台で大好きだった「演劇の神様」に激励をいただき、本当にもう、涙出そうなくらい嬉しかったのです。 演劇つづけてて良かった。 組曲空想、残りステージも少なくなってきましたが、最後まで全力で参ります。 まだチケットも若干ございますので、皆様是非お越し下さいませ。 劇場でお待ちしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.07.22 23:04:37
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