こんにちは
今回は、アメリカ戦艦 BB-55 ノースカロライナの制作記です。
最上位甲板の上の艦橋を仮組して見ました。
このブログのリーダーさんの多くは、ご存知のことですが、少し軍艦の歴史について調べてみました。現代では、戦艦に類別できる軍艦は、どこの国の軍隊でも運用されていません。戦闘を目的に作られた船舶は、昔からありました。私見ですが、軍艦と呼べるような性能をもった始まりは、中世ヨーロッパだと思います。軍艦は、長い航海で大洋を渡れるだけの耐久性が必要です。武器として大砲を持っていること、このふたつが基本的な条件だと思います。映画に出てくる大型帆船の海賊船のイメージです。軍艦の歴史は、動力と大砲の性能向上と技術革新で進化し、飛行機と魚雷の登場によってむようの長物になり、その役目を終えたと思います。中世の軍艦の動力は風力と人力です。大砲は、砲弾を遠くまで飛ばすための投射器です。こんな状況が.3-4百年続いたあと19世紀の大発明が状況を一変させます。イギリス人が、発明した蒸気機関です。船の動力に利用されて、風向きや風力に依存しない自力で自由に航行できるようになりました。鋼鉄が大量に作れるようになり、火薬を詰めた砲弾が作れるようにようになり、破壊力が増大しました。それまで木製の船の防御にも鋼鉄がつかわれるようになりました。ペリーの黒船です。
この話長くなりそうなので続きは、次回にします。