小学3,4年生で4人に1人はコレステロール値が高いそうです
「なんでそんなこと分かるの?」皆さんの小学校時代、血液を採取して検査していましたか?そんなことなかったですよねぇ?現在では血液検査を実施している小学校が1割あるそうです。これからどんどん増えていくでしょう。へたをすると、学校保健法で血液検査を義務づけるかもしれません。小児糖尿病専門外来のある病院もすでにあるそうです。(びっくり!)それほど子供の生活習慣病は深刻な状況になっているそうですよ?あ、申し遅れました。実は為谷は、2006年7月9日に、このブログで書籍を紹介したり、【今日の格言】にも登場しています、幕内秀夫先生の講演会に行って来たのです。会場に入るとむ~んと暑かった。なんでもエアコンの温度設定は28℃で、それより下へはしない方針なんだって。さすが、公共の建物です。「どこ?」練馬区役所。役所の、こういうがんとして変更しない姿勢は好きです。時間が経つにつれて、部屋全体が冷えてきたのか体が慣れたのか、講演に夢中になったのか、熱さは感じなくなりました。よかったよ~、おもしろかったよ~、ためになったよ~。僕が聞きたいというよりも、じつは娘に聞かせたかったのです。どんな内容の講演会かを説明して、「行く?」って聞いたら、「うん」と言ったのでね。嬉しかったよ。やっぱり母親は子供には健康に育って欲しいと思うのでしょうね?ところで皆さん、クイズです。子供に飲ませたい飲み物はどれ?飲ませたい=○あまり飲ませたくない=△絶対に飲ませたくない=×の印をつけてみてね?1.水2.麦茶3.無添加100%ジュース4.牛乳5.乳酸菌飲料6.コーラ、ファンタなどの(ほぼ)無果汁の清涼飲料水7.スポーツドリンクこれは講演会で幕内先生が話していたことと、為谷独自の選択肢が含まれています。正解は、1=○2=○3=△4=×5=×6=×7=×子供にはカロリーのある飲料水は与えるな、ということです。だから無添加100%ジュースでも与えない方がいいのです。食事の時にはなおさらです。それでカロリーを取ってしまい、ご飯が食べられなくなります。ここで意外だったのがスポーツドリンクではないでしょうか?医師でも、熱がある時には水分補給としてスポーツドリンクを勧めたりします。ぼくのお袋なんか熱もないのに飲んでます。やめてよ、といってもだめね。牛乳も飲んでます。卵も食べてます。ぼくなんかが言っても聞く耳を持たないんです。スポーツドリンクは2倍に薄めて飲みなさい、というスポーツインストラクターもいます。どちらにせよ、スポーツドリンクは、極限の体力勝負をするスポーツ選手や、熱中症患者ですみやかに水分を補給させなくてはならない人以外は、必要ない。それどころか・・・・、そうそう、最後の質疑応答で、「ウチの子供はスポーツをやっていて、毎日スポーツドリンクを持たせているんですが、どうでしょうか?」という質問者への回答として、幕内先生は、「スポーツドリンクは最悪です。それを勧めるコーチや指導者であれば、クラブを変えた方がいいです」とまで言っていました。水代わりにコーラを飲む人はいないでしょう。子供にも水代わりに飲ませる親はいないでしょう。でも水代わりにスポーツドリンクは飲んでいませんか?子供にも安心して飲ませてはいませんか?むしろ体にいいんだ、と思って飲ませてはいませんか?「最悪です」だそうですよ?次のクイズ!あなたのお子さんがピーマンやセロリやネギやシソが大嫌いです。そこで3人の専門家に相談しました。回答は次の通り。あなたはどの人の意見を受けいれますか?1.偏食は成長のためにもよくないですから、 細かくして他の料理に混ぜるとかして食べさせて下さい。2.偏食は早いうちになおした方がいいですから、 毎日少しずつでもいいですから訓練して下さい。でも無理強いはしないで下さいね?3.嫌いな物を食べさせる必要は全くありません。正解は次回ね?