面倒くさいことは続かない 例えばレコーディングダイエット
一時話題になったよね?ダイエットbot @diet____bot · 3月19日【豆知識】食べた物を記録しておく1日に食べた物を全て記録しておいて日記などにしておく。食べ物による体重の変化などがダイエットの効果に非常に参考になるはずです。また、記録する事で後で反省する事が出来るので良い。ということなんだけど、これってダメっぽい。提唱者の岡田さんがリバウンドしてしまって敗北宣言をしました。 岡田斗司夫が新しい本を出版した。『僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない』(PHP出版)。だが、その中身より、表紙の著者写真を見て目が点になった。 ええっ!? 完全に元に戻ってるじゃないか! 岡田といえば、かつては「オタキング」という愛称で、オタク評論家として知られていたが、今から7年前にダイエットに成功。身長171センチにして120キロという巨体を65キロまで落とし、その成果を『いつまでもデブと思うなよ』(新潮新書)という本にして出版。同書は55万部を突破。関連本を含めると、岡田のダイエット本は100万部以上も売り上げた。 確かに当時の岡田は以前とは別人だった。ほっそりとして、しかも毒気が落ちたように優しく微笑む。人格や性格まで変わったのではないかと驚愕したものだ。 当時、『いつまでもデブと思うなよ』で岡田が提唱していたのは、食べた物を記録するレコーディングダイエットというものだ。「体育会系ダイエットのように『とりあえず根性を出せ!』みたいな精神論とは無縁で(略)その割りには、1年で50キロ落とせたという実績からおわかりの通り、即効性にも優れている。原理的にリバウンドも最小限に抑えられる。まさに、理想のダイエット法である」(同書より) さらに日本は「見た目主義社会」であり、そのためにデブはデブのぶんだけあらゆるところ(もちろん仕事においても)ソンをすると主張、「やせることは、自分に対してできる最大限の経済効果をもたらす」とまで言い切った。 そんな自信にあふれて、なんだか"いい人"になった岡田。それなのに――。『僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない』の表裏表紙ともに写真を載せている岡田は、以前よりは多少痩せた程度で、すっかり元の岡田に見える。しかもリバウンドは最近始まったものではないらしい。昨年くらいから、ネットでも「リバウンドした!?」と話題になるほど、その容姿はデブへと舞い戻って行ったのだ。 岡田のブログ「岡田斗司夫の近未来日記」では昨年からこんな記述が掲載されていた。「ダイエットの効果は3年は続きました。三年後から徐々にまた太りはじめ、今年の夏、僕の体重はなんと【90キロ】まで、つまり25キロも太り戻しました...(略) あせった僕は、夏前からダイエットを始めました。しかし厳しい食事制限をしてるつもりでも、ぜんぜん痩せません。(略) なんで僕は痩せないんだよ~!!本当に泣きたくなってしまいました。」(13年11月18日) そして、こんな驚くべき記述。「食べたものをすべて書き出す=レコーディング(記録)するから『レコーディング・ダイエット』。僕が七年前に書いた本には「食べたら、その時間と分量をメモしなさい」と書いてあります。「食べるのを減らす必要はない。むしろ"減らしたい"という誘惑に勝ちなさい。"早くダイエットしたい"という誘惑に負けてはダメです」 えええ?? いや、たしかにこの文章、書いたよ。自分で書いたの、おぼえているよ。でも、これって無理です。ぜんぜん論理的・科学的じゃない。 書きさえしたら食べてもいいの? 書きさえしたらいくら食べてもいいなら、痩せるはずない。 自分で書いた文章が、数十万人が読んで成功した方法論が、まるっきり信じられません。」(13年12月2日) そう、岡田は55万部も売り上げたダイエット本を全否定してしまっているのだ。だが、岡田はそれでも決意した。自著をもう一度読み返してダイエットしょうと。 以降、ブログにダイエットの記述はないが、新著の写真を見る限り、状況はあまり変わっていないようだ。あれから10カ月以上経った現在、その姿は"オタキング"時代の岡田斗司夫に近いところまで戻っている。 やはり、レコーディングダイエットはただのインチキだったのか。だが、本人がこんな状況に陥っているにもかかわらず、岡田の後援会組織「FREEex」では、最近もレコーディングダイエットの勉強会が開かれているようだ。これはいったいどういうことなのだろう。 ちなみに、この「FREEex」は2010年、岡田自身が「年に12万円支払って岡田を助ける」という驚くべきコンセプトで立ち上げた組織で、現在でも150人ほどの岡田ファンが会員になっているという。新著の『僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない』もこのFREEexの考え方がベースになっているのだが、これについては、ぜひ別の機会に論じてみたい。(林グンマ)http://news.livedoor.com/article/detail/9427159/要するに「記録すること」が面倒くさい。それから「食べてはいけないもの」を指摘しないダイエットは、崩壊するのですよ。だからこそ【蚤とダイエット】を実践しましょう。【楽天ブックスならいつでも送料無料】レコーディング・ダイエット決定版 [ 岡田斗司夫 ]クリックしてくださると嬉しゅうございます。人気blogランキングへ本当は★本日2つめの記事でした。前のも読んでくださいね★Twitterブログパーツ