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みなさん、おはようございます。
さて、今朝も涼しいうちにと、早起きして、庭の草むしりに精を出していたら、木漏れ日に少し晒されているだけなのに、たちまち汗だくだく……日差しがますます強くなってきていますね。 さて、昨日は、ひまわりを庭先に移しました…… ひまわりと言えば、夏花の代表のようなもの、その力強い黄色は、太陽のエネルギーそのものを象徴しているかのようにダイナミックです。 ナポリ民謡の『オ・ソレ・ミオ』……その出だしの部分は、誰もが口づさめるほどよく知られていますが、いかにも、この真夏の季節にふさわしい、ひまわりのエネルギーそのものをも表しているようなメロディーですね。ところが、どうやらこの“オ・ソレ・ミオ”の部分には、事実、細胞の活力に直接関連する秘密があるようなのです。 ぼくが愛読している『タンパク質の音楽』深川洋一著(筑摩書房)には、分子レベルで見たとき、アミノ酸合成のプロセスひとつひとつに音が関与しており、ひとつのタンパク質が合成されるたびに、ひとつの歌が歌われている……という、魅惑的な話が述べられています。 またそれゆえに、そのタンパク合成に関連するクラシック音楽の楽節などを適切に用いることで、タンパク質合成を促進させたり、抑制したりすることもできるともいうのです……上記の“オ・ソレ・ミオ”もその一例として取り上げられています。 生物は、ひまわりのような植物であれ、われわれ人間のような動物であれ、エネルギーを生み出しながら生きていますが、そのとき細胞内部で活躍しているのがミトコンドリアと呼ばれる小器官……ミトコンドリアは、いわばひとつひとつの細胞のなかで働いている発電所、もしくは暖炉のようなものだと言えるでしょうね。 鼻から吸った酸素と口から食べた栄養素は、様々な消化吸収プロセスを経て、最終的には、この体内60兆と言われる細胞ひとつひとつの中にあるミトコンドリアまで運ばれ、ATPというエネルギー通貨に転換されるのですが、そのプロセスにおいては、様々な酵素が関与しています。 『タンパク質の音楽』を読むと、どうやら、“オ・ソレ・ミオ”のメロディは、そのとき働く“atp6”という酵素の合成を促進して、ミトコンドリアのエネルギー産生を助けてくれるようなのです。 ちなみに“オ・ソレ・ミオ”とは「私の太陽」という意味なのだそうですが、オーラソーマなどに触れてらっしゃる方々なら、この一連の話題が、すべて“イエロー”のテーマに触れていることに気づかれていることと思います。 さてそういうことであるならば、炎天下で堂々とイエローの光を放ちながら咲いているひまわりのように、燦々と降る太陽の光を浴びながら「オ~~ソォ~~レ、ミィォ~~!」と 歌ってみれば、バテ気味なからだを充電できるかもしれませんね。(笑) お気に入りのリンク先に『タンパク質の音楽』を設定しておきましたので、興味のある方はアクセスをどうぞ……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 16, 2004 02:38:34 PM
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