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お天気に恵まれたゴールデン・ウィークでしたが、みなさん、いがかお過ごしでしたでしょうか。わがハート・オブ・ライフは、3日、4日、5日と、出雲参りの日々となりました。これはいくつかの偶然が重なったものなのですが、結局、なんとこの間に、2度も岡山と出雲を往復することになったのでした。
初日の3日は、京都からきていた母と、パートナーのブミカとともに3人で広島の比婆山越えをして、横田町方面から出雲に向かいました。途中で、鉄の神様である金山彦、金山姫を祀る金屋子神社を参拝……ここは「もののけ姫」のタタラのシーンで有名になり、訪れる人が増えたとされる神社ですが、山の奥にある、ひなびた神社でした……続いて、神魂(かもす)神社、八重垣神社とまわり、日が落ちてから玉造温泉や湯の川温泉などで宿を探したのですが、さすがにゴールデンウィークの期間に予約もせず温泉街を訪ねるのは無謀だったようで、軒並み10数件断られたのでした。 もう8時も過ぎるころ、ようやく出雲市内に入り、駅前のビジネスホテルなどを軒並み当たってみたけれど、やはり、どこも満室……これはもしかしたら野宿かも、と思いながら、電話帳を括って、軒並み電話をかけてみると、なんと、たったいまキャンセルが出たばかりという旅館を駅前に一軒見つけたので、さっそく3人で転がり込んだのでした。 でも結局、出雲大社へのお参りは、翌朝4日早くにというこのスケジュールは大成功で……大社へと通じる道路もまだ混んでなく、駐車場へのスムースに車を入れることができたのでした。(母もブミカも出雲大社へは初めて足を伸ばしたのです) そしてこのときはちょうど出雲大社のすぐ側の大社文化プレイスうらら館にて、女神サミットというプロジェクトが進行中だったので、のぞいてみることにしたのですが、朝一番のプログラム、エリック・バークランドさんのハープ演奏に間に合うことができました。また、午後のプログラムの一部である三砂ちづるさん(最近話題の『オニババ化する女たち』の著者)の講演「忘れられている女性の身体に“在る”力」も聴くことができたり、はざまに行なわれたミニ・コンサートの模様なども楽しんでくることができました。 このミニ・コンサートの中では、ネネちゃんの歌声が印象に残りました……須佐之男命の恋歌やら、平和憲法第九条を歌にして歌っちゃったりするのもよかったけれど、声量があるのと、彼女の声質が、ターコイズとゴールドをカバーしてて、オープン・ザ・セサミ的なボイスなのも今日的な感じがします… ところで、ネネちゃんというのは、一昔前に“ジュンとネネ”というコンビで歌番組でもスポットライト浴びてたあのネネちゃんですが……なんでも芸能界引いてからは、ハワイに越して、結構、ニューエイジ、精神世界系の旅を重ねてきてたといううわさは聴いてたのだけれど、こういう世界の中を旅していたのですね。 この4日の最終プログラムは、森のイスキアの初女さんのお話だったのですが、ちょと時間がないので、残念だけれどパスして、一路岡山を目指しました……とKろが、大渋滞に巻き込まれ、帰り着いたのが夜の10時頃……やっぱりゴールデンンウィーク中には移動するものじゃないですね。 そして明けて昨日5日、朝起きて、母たちが京都に発った後、ゆっくりと連日の疲れを取っていたのですが、朝食後、天気もよかったせいか、いきなり、“今、出発すれば、女神サミットの午後のイベントにも間に合うかも!” と思い立ち、ブミカに相談したところ、彼女も躊躇わずにうなずいたので、「よし、じゃあ、いこう!」モードにすぐさま切り替えて……一路出雲を目指して、車を再び岡山ICへと走らせることになったのでした…… 岡山と出雲大社は、距離的には順調に飛ばすと約3時間半で着く距離なのですが、結構飛ばしたのだけれど、残念ながら、午後1時からスタートする小嶋さちほさんのライア演奏には間に合わず、エンディング・コンサートからの参加と相成りました。 まずは奈良裕之さんが奏でる不思議な楽器や民族楽器演奏を味わった後、ホールで行なわれた山根麻以さんの演奏ステージに参加したのですが、どうやら今回は、このステージに参加するのが一番の目的だったのかもしれません。麻以さんのステージは、ゆっくりと点火してゆく感じで、だんだん盛り上がり、最後の方では、沸騰してきた感じで、おお、これはなかなかいい盛り上がり方だという感じになってきました、、、、、エネルギーがはじけるだけでなく、高みへとリードされてゆくようなステージに居合わせたのは久しぶりです。 このとき、なんだかこう太い女性のエネルギーがようやく目覚めて、立ち上がってきつつあるという感じがしたのです。そして、これだけの太さと根づきがあれば、きっと眠れる男性エネルギーを押し上げて、天まで触れる手助けを十分にすることができるだろう、と……そんな感じがしたのです…… 麻以さんのステージでは、プロジェクターから映像がステージ背後のスクリーンに幾何学模様や蓮の花の映像、銀河の映像などが、ずっと投射され続けていたのですが、エンディングに近づき、『祈りの唄』に乗ってダンシングのエネルギーがピークに達したころ、沖縄の聖地と思われる岬の岸壁に、金星がきらきらと瞬くシーン……が、、、映し出されます……そして、この太い大地のエネルギーに支えられながら、この光景が目に飛び込んで来たときには、「あぁ! これは」……これこそ空海が体験したところの「明星来影す!」の、あるいは仏陀が明けの明星を見て光明を得たときの光景だと思わせるほどの、すばらしい絶妙のタイミングにおける光に満ちた映像だったのです…… ところがその後、さらにスクリーンには、その光をさらに増幅、拡散させるかのような、巨大な霊山、カイラサ山の姿が映し出されてゆきます…… そしてカイラサが映し出されるや否や、その山頂から次から次へと光の玉が放たれ、飛び出してくるのですが、画面を見ていると、まるでその光の玉は聴衆の上にそのまま降り注いでくるかのように見えるのです…… こうしてカイラサから放たれ、飛び来る無数の光の玉は、会場かた立ち昇るいのちの祀りのダンスのエネルギーとが混ざり合って、そこには言うに言われぬ不可思議な光景が生み出されて行ったのでした。 「お~~どれ~~~、い~の~ち、おどれ~~~!」 と最大ボリュームで麻衣さんが歌うときには、会場は、ちょっとしたヤマタイカ状況になりますね。いのちの祭りのリズムとガイドを、高度なレベルで導くことができるシャーマニックな歌い手がまたひとり出て来たという感じです…… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 6, 2005 03:58:12 PM
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