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吾が輩は野良猫である

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2006.02.06
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カテゴリ:詩集小説
箪笥を開けると一冊の見慣れぬノートが眼に飛び込んで来た。それは父の日記であり、その表紙には「獄中記」と青いボールペンで書かれてあった。父が東京の外れにある府中刑務所に服役していた時の様子が事細かに書かれてあった。
父が毎日どんな思いでこの日記を綴っていたのか当時の幼い私には理解できなかったが、断片的にその内容が今鮮明に思い出されるのである。刑務所暮らしの様子がリアルにイラスト入りでびっしりと書き込まれており、几帳面だった父の性格が思い出される。こまどり姉妹や、ザ・ピーナツなど当時人気のあった歌手達が慰問にやって来た時の様子、力道山の死の真相など、裁判の時多くの子供達に非難の声を浴びたこと。力道山のファンであった私には事の真相を聞いた時かなりショックを受けた記憶がある。
そして父が私の写真をムショ仲間に見せて自慢していた事なども書いてあり、じんと幼い心が熱くなった。
(未発表詩集より抜粋)





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Last updated  2006.02.06 20:56:36
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