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カテゴリ:健康
街に出てみると時々見かける献血車両。その姿を見ていつも虚しさを覚えうなだれてしまう。私は人に血をあげられない身体。死ぬまで薬に浸かっていなければならず、人の世話に頼ってばかりいて役に立たない自分に腹が立つ。もちろん血を分けることが出来ない人は私以外にも大勢いるだろう。身長制限や年齢などもあるからだ。その昔、父の友人が酒代欲しさに自分の血を売っていた。今はそれに変わって臓器売買が様々な国で行われている。貧しさは酷く人の心を荒野の果てに追いやってしまう時がある。世の中に、役に立たない人間はいない。この世に生を受けた時既に喜びをもたらしている筈なのに人間の欲とエゴがそれを踏みにじる。血は毎日勢いよく貴方の体中を駆け巡る。今日の命を明日に繋げる為に・・・。
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