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カテゴリ:アニメ
0395 機動戦士ガンダム/第08MS小隊 Vol.2
【MAIN STAFF】 ・企 画 サンライズ ・原 作 矢立 肇 富野由悠季 ・キャラクターデザイン 川元利浩 ・メカニカルデザイン 大河原邦男 カトキハジメ 山根公利 ・美術監督 池田繁美 ・撮影監督 谷口久美子 ・音 楽 田中公平 ・音響監督 浦上靖夫 ・監 督 神田武幸(#4・5) 飯田馬之介(#6) ・製 作 サンライズ バンダイビジュアル 【MAIN CAST】 ・シロー:檜山修之 ・アイナ:井上喜久子 ・ミケル:結城比呂 ・カレン:小山茉美 ・サンダースJr:玄田哲章 ・エレドア:藤原啓治 ・ジタン:永井一郎 ・キキ:西村ちなみ ・ギニアス:速水 奨 ・ノリス:市川 治 ■第4話「頭上の悪魔」 脚本:桶谷 顕/絵コンテ:西森 章/ 演出:日高政光/作画監督:杉浦幸次/ メカ作画監督:津野田勝敏 ■第5話「破られた待機命令」 脚本:桶谷 顕/絵コンテ:横山裕一郎/ 演出:加瀬充子/作画監督:吉田 徹 ■第6話「熱砂戦線」 脚本:桶谷 顕/絵コンテ・演出:飯田馬之介/ 作画監督:横山彰利 【仕 様】 ・型 番 BCBA-0636 ・製作年度 ---- ・製 作 国 日本 ・英 題 MOBILE SUIT GUNDAM THE 08TH MS TEAM ・収 録 75分 ・音 声 DOLBY DIGATAL(DOLBY SURROUND) ・字 幕 ---- ・サ イ ズ 4: 3 ・そ の 他 片面2層、COLOR、DOLBY DIGITAL、MPEG-2、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用 ・価 格 \6,000(税抜) ・発 売 バンダイビジュアル株式会社 ・販 売 元 バンダイビジュアル株式会社 【ジャケット】 ・オモテ面:---- ・ウラ面 :「隊長だからって、意地張っちゃって…」 オモテ面のイラストは、作画監督をつとめた横山彰利さんの作品。モビルアーマー“アプサラス”とガンダムが対峙した瞬間を切り取っている。両者の間に緊張感がうかがえる良い出来映えだ。でも、ガンダムの左手の“処理”に迷ったのか、緊張感なく“遊んで”しまっている。ザンネンだ。この方、人間を描くのが苦手なのかも知れない。 ウラ面のキキ・ロジータのイラストは、キャラクターデザインの川元利浩さんの作品。動きのある構図だ。それでいて重心が定まっている。ブレていない。やはり、いいイラストだ。 シンプルなデザインから、本作品に対する愛情がうかがえる。 【感 想】 「本来のカラー」 本シリーズのテーマ曲は、米倉千尋さんが歌っている。オープニング、エンディング、挿入歌と一貫しており、特別編も映画版も彼女の歌が用いられている。おかげで、彼女の歌を聴くと、自動的に本シリーズのことを思い出す。“パブロフの犬”状態。(笑) いまも活動されているのだろうか。 ■第 4話 頭上の悪魔(1996.10.25.リリース) シローと同じように地球に降り立ったアイナは、兄が開発するモビルアーマー“アプサラス”の試験飛行をしていた。しかし、試験中に発生したトラブルで“アプサラス”は進路変更が出来なくなってしまう。 そんなアイナが出会ったのが、シロー率いる第08MS小隊だった。 ……というお話し。 出撃の度に小隊が全滅してしまうサンダースが、第08MS小隊の面々との交流から情がわき、“死神”の異名を嫌って転属を申し出る。 サンダース軍曹が中心となるエピソード。サブキャラクタに焦点をあてた一編だが、無理なくストーリーに組み込まれていた。深刻にならず、サラリと描いているところが良い。 ■第 5話 破られた待機命令(1996.11.25.リリース) エレドア伍長の作った曲がレーベルに採用される。通知を受けたエレドアは、いよいよメジャー・デビューだと有頂天。 折しも待機命令下だったが、シロー隊長がいないのをいいことに、ミケル曹長を連れて祝杯をあげに町へと走ってしまう。 ところが、町は“アプサラス”の修理のためにジオン軍に占拠されていた。 迂闊にも町に入った2人は捕虜になってしまう。 ……というお話し。 後半、エレドア伍長とミケルは敵陣から脱出するため、タンクに乗り込む。ここで、エレドアの閉所恐怖症が発覚。(笑) また、負傷したエレドアの応急手当にカレンがメスを持つ場面があり、彼女の過去にもチラリと触れられる。そう言えば、第2話でも、彼女が負傷兵を手当てするカットがあった。 エレドアとカレンに焦点をあてた一編だった。 ■第 6話 熱砂戦線(1996.12.18.リリース) ゲリラのキキの情報で、ジオン軍の射爆場を特定した第08MS小隊。ビーム痕から“アプサラス”の運用試験が行われていると判断したシローたちは、待ち伏せ作戦に入る。 しかし、5日経ってもジオン軍は姿を現さなかった。ミケル曹長は、恋人から別れをにおわせる手紙に悩んでおり、失敗ばかりしていたが、この無為な待機の時間にとうとう感情を爆発させてしまう。 ……というお話し。 ミケル曹長に焦点をあてた一編。毎回、ミケルが恋人に宛てた手紙を書くことで、簡潔にストーリーを観客に伝えて来たが、本作品では“伝えられる”側に回っていて面白かった。 オープニング・タイトルの闊達さに較べると、テンポの遅い曲になると、歌にメリハリがなくなる米倉千尋さん。(笑) それは、本シリーズにも言えることで、はじけていた前半に較べると、後半は明らかにメリハリがなくなる。主人公が、軍務と個人の感情との狭間で悩むからだ。(苦笑) そのため、展開が緩やかで、エンターテイメントとしての面白みに欠ける。それがリアルな感情なのかも知れないが、アニメで見せられてもなぁ。(嘆息) キャラクタをちょっとだけ掘り下げた3話を収録した本ディスクまでが、本シリーズの本来のカラーなのかも知れない。 オススメ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.05.03 06:10:33
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