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カテゴリ:アニメ
0420 機動戦士ガンダム0080/ポケットの中の戦争 VOLUME 2
![]() 【スタッフ】 ・企 画 サンライズ ・原 作 矢立 肇 富野由悠季 ・監 督 高山文彦 ・構 成 結城恭介 ・脚 本 山賀博之 ・デザインワークス 出渕 裕 ・キャラクターデザイン 美樹本晴彦 ・モビルスーツ原案 大河原邦男 ・メカニカルデザイン協力 明貴美加 石津泰志 ・ビジュアル設定協力 近藤和久 ・音 楽 かしぶち哲郎 ・製 作 サンライズ・バンダイ 【キャスト】 ・アル :浪川大輔 ・バーニィ:辻谷耕史 ・クリス :林原めぐみ ![]() 【仕 様】 ・型 番 BCBA-0362 ・製作年度 ----年 ・製 作 国 日本 ・英 題 MOBILE SUIT GUNDAM 0080 “WAR IN THE POCKET” ・収 録 96分 ・音 声 1.日本語 (Stereo,一部Mono) 2.英 語 (Stereo) ・字 幕 ---- ・サ イ ズ 4: 3 STANDARD ・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用 ・発 売 バンダイビジュアル株式会社 ・販 売 元 バンダイビジュアル株式会社 ・価 格 \6,000(税抜) ・映像特典 1.ALL THAT GUNDAM 2.ノンテロップED Ver.2.0 3.Music Clip 3type ![]() 【ジャケット】 ・オモテ面:“THE ONLY WAY TO SAVE THIS PEACEFUL COLONY WHERE AL AND CHRIS LIVES FROM THE TERRIFYING NUCLEAR MISSILE OF ZEON’S GLANADA BASE, IS TO DESTROY GUNDAM BEFORE THE TIME LIMIT.” BERNNY REPAIRS THE BROKEN ZAKU AND CHALLENGES TO ALEX. BERNNY’S ZAKU CLASHES INTO CHRIS’S ALEX WITHOUT KNOWING WHO HE IS FIGHTING WITH. “BERNNY! YOU DON’T HAVE TO FIGHT ANYMORE!” AL SCREAMS.IN U.C.0080, THE “WAR IN THE POCKET”FINALLY MEETS THE CLIMAX! ・ウラ面 :THE ENDING OF“THE WAR”ONLY BETWEEN THE TWO,THAT IS... 第4話:河を渡って木立を抜けて 第5話:嘘だと言ってよ、バーニィ 第6話:ポケットの中の戦争 ![]() VOLUME 1と同じレイアウトになっている。 ジャケットのオモテ面は、美樹本晴彦さんのイラスト。VOLUME 1 と合わせると、一枚になる仕様になっている。 ![]() ウラ面は、出渕裕さんのイラスト。やはり柔らかくて温かい筆使いが、いい感じだ。 封入されているブックレットには、年表やらスタッフリストやらライナーノーツやらが掲載されている。些細なことだが、お得感がある。こういうのは、レンタルでは味わえない。購入者だけのお楽しみだ。 ![]() 【感 想】 「モビルスーツのデザイン」 一年戦争末期の設定なので、登場するガンダムは、アムロ・レイが搭乗していたのと同型機であろう。これを出渕裕さんが、ブラッシュUPしている。 出渕さんは当時、『機動警察パトレイバー』で名を馳せた方だ。そう言えば、パトレイバーの機体は、主人公が“アルフォンス”とか名前を付けていた。本作品のガンダムも“アレックス”と呼ばれている。この辺りがオタク君に受けそうで、何だかこそばゆい。(笑) ■第4話 河を渡って木立を抜けて バーニィが配属されたサイクロプス隊は、連邦軍の新型モビルスーツ奪取を目的とする“ルビコン計画”の準備を着々と進めていた。 やがて、決行日が訪れる。バーニィたちは連邦軍を装って秘密基地に潜入するが、些細な会話で身許がバレてしまう。 ……というお話し。 「大雑把な作戦だなぁ」と思った。何のヒネリもない。(笑) それに、彼らはコンテナで運び込んだモビルスーツをどう使うつもりだったのだろう? “ルビコン計画”なんて大層な作戦名が付いていたが、内容がともなっていなかった。 サイクロプス隊が組み立てていたモビルスーツは“ケンプファー”というモデルらしい。本シリーズのオリジナルだろうか。第1話に登場した“ハイゴック”に較べるとインパクトに欠けるデザインだった。惜しい。 音響は藤野貞義さん。いまからすると、かなり変な音使いが見受けられる。 ■第5話 嘘だと言ってよ、バーニィ “ルビコン計画”は失敗し、サイクロプス隊はバーニィを残して全滅してしまう。ジオン軍は、連邦軍の新型モビルスーツを奪取も破壊も出来なかったことを受けて、サイド6への核攻撃を決定する。 バーニィは、コロニーから脱出しようとするが、アルやクリスのことが気になって踏ん切りがつかないでいた。 ……というお話し。 監督は、高山文彦さん。所在不明の仙人のような方なのだそうな。(笑) 他にどんな作品に関与して来たのか知らない。けれど、本作品を観る限り、人間ドラマに重きをおきたい方のようだ。戦争や戦闘は“背景”に過ぎない。 私は、それで善いと思うのだが、本シリーズはあまり売れなかったらしい。巷の評価は高くないってことだろう。以降、戦闘シーン中心の作品づくりへとシフトして行く。残念だ。こういう路線の作品を、もっと見たかった。 ■第6話 ポケットの中の戦争 バーニィは、サイド6に残る決意をする。核攻撃を阻止するため、アルと共に新型モビルスーツ破壊の計画を立てる。 ……というお話し。 映画『ガンヘッド』もそうだったが、まるで自作パソコンを組み立てる安易さでモビルスーツを修理するのは、どうかと思うぞ。(笑) それともユニット化によって簡単になるのだろうか。そういうことなら、私も1台欲しいな。(笑) 物語は、切ないエンディングを迎える。バーニィにしろクリスにしろ、実直な人間として描かれている。 アルは、どんな大人になるのだろうか。事件の唯一の目撃者として成長して行くことになる。物語の世界とはいえ、アルが分別のある大人になって、戦争や紛争とは無縁の世界を築くために立ち上がって欲しいと思うのだ。 『ガンダム』の魅力は、モビルスーツにある。人型の機械に乗るってことは、自分の能力を増大させるってことだ。男性機能を誇張したくなる男の性(さが)と見事にシンクロしている。男の子のファンが多いワケだ。ガンプラを集めるファンは、たぶんにコンプレックスを抱えているに違いない。我が家には、未開封のガンプラが1ダースは積み上げられている。(笑) オススメ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.05.28 09:16:19
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