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カテゴリ:コメディ映画
1264 鉄板英雄伝説 特別編
※オモテ面 【スタッフ】 ・監督&脚本 ジェイソン・フリードバーグ アーロン・セルツァー 【キャスト】 ・ルーシー……ジェイマ・メイズ(園崎未恵) ・ピーター……アダム・キャンベル(三木眞一郎) ・エドワード…カル・ベン(河相智哉) ※ウラ面 【仕 様】 ・型 番 FXBNU-35560 ・製作年度 2007年 ・製 作 国 アメリカ ・原 題 EPIC MOVIE ・発 売 元 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメントジャパン株式会社 ・販 売 元 ---- ・販売協力 ---- ・価 格 ---- ・字幕翻訳 林 完治 ・吹替翻訳 徐賀世子 ・吹替監修 ---- ・吹替演出 ---- ・日本公開 劇場公開作品 ・リリース ---- ・収 録 93分 (本編) ・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・サイズ ・音 声 1.英 語 5.1ch DTS 2.英 語 5.1ch サラウンド 3.日本語 5.1ch サラウンド 4.英語ステレオ(お下劣効果音付き) 5.音声解説 (脚本/監督) ・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕 ・そ の 他 片面 2層、COLOR、MPEG-2、DVD、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向け、 セル専用 ・映像特典 1.脚本/監督による音声解説 2.“お下劣効果音付き英語音声 バージョン”で本編を再生 3.エロチックなおまけショット集 4.ビーバーはモテモテ~愛の相関図~ 5.メイキング・オブ・♪レイジー・ パイレーツ 6.NGシーン集 7.もうひとつのエンディング 8.鉄板“ポルノ”伝説 9.アスロの魅力 10.ホットorノット:男たちのツボ 11.パロディーの真髄 12.フレッド・ウィラードの役者人生 13.隠しコマンド ※取り扱い説明書 【ジャケット】 ・オモテ面:---- ・ウラ面 :この笑いは鉄板だ! 全米興収No.1の大ヒット!! パロディ映画の常で、モチーフとなった映画のコスチュームで登場人物が勢ぞろい。(笑) 『最“終”絶叫計画』シリーズの3作品目くらいから、このパターンに落ち着いたように思う。 『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』や『チャーリーとチョコレート工場』、『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』、『Xメン』、『ダヴィンチ・コード』、『ナチョ・リブレ/覆面の神様』、『ボラット/栄光ナル国家カブフスタンのためのアメリカ文化学習』など、ネタ探しをするだけで、なかなか楽しい。(笑) 出来れば、ウラ面に“模範解答”を書いておいて欲しかった。 (苦笑) ※ピクチャディスク 【感 想】 「パロディ映画の価値」 『最“○”絶叫計画』のヒット以来、パロディ映画は、おおよそ原題とは似ても似つかないふざけた邦題をつけることが多くなった。実に嘆かわしいことである。(溜息) 「もともとふざけた作品なんだからいいじゃねぇか」と言う声が聞こえて来そうだが、パロディ映画はふざけて作っているわけではない。ふざけた出来映えの作品は、他に沢山ある。その辺りの区別をしてほしい、と思うのだ。(苦笑) 本作品にしても、何だって『鉄板英雄伝説』なんだ? “英雄”はよいとしても“鉄板”ってのは何だ? 実に下らない邦題だと思う。 確かに、最近は原題の読みがそのままカタカナ表記で邦題になるケースがほとんどだ。雅な日本語の邦題がめっきり少なくなった。しかし、本作品の場合は、まだ原題の『EPIC MOVIE』をカタカナ表記した方がマシだと思う。(余談だが、ジョン・ウェインとソフィア・ローレンが出演した『失われたものの伝説』なんか最高に雰囲気のある邦題だと思う) 主たる物語は『ナルニア物語』から来ている。そこに『ダヴィンチ・コード』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』『ハリー・ポッター』などのお馴染みのヒット作を茶化したシーンが挿入される。まぁ、ほぼ予想された範囲内の遊び方なので、あまり新鮮さはない。ただ、『ナルニア物語』にしても『ハリー・ポッター』にしても、PTAが推薦し、母親が安心して子供を連れて行ける映画なので、それを下ネタ満載にいじくりまわすのは、ある意味、快感だし、作り手の反骨精神がのぞいていて好ましい。スタンダップ・コメディアンもそうだが、客の罵声を浴びてでもジョークを飛ばす根性と勇気がないといけない。 作品としてはキレが悪くイマイチ。けれど、元ネタの分かり易い笑いが多く、そういう意味では親切だった。本編を観ていなくても「予告編を知っていればOK」みたいなノリだ。マニアックな笑いは最小限になるが、その方が広く観客層を取り込むことが出来るので、うまい戦略だろう。 『ハーパーズ・アイランド』でカル役を演じたアダム・キャンベルが主演。(たぶん……) アンナ・ファリスに似た頭の弱い系美人ジェイマ・メイズが出ていて、どこか『最“終”絶叫計画(原題:SCARY MOVIE )』のヒットにあやかったことがうかがえる。 ホラー映画と違って、観客層の広いファンタジー映画のパロディが中心だから、この手の作品を観たことがない方の入門編としてはオススメかも知れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.09.19 05:30:08
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