B級映画ジャケット美術館
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helen5015
『B級映画ジャケット美術館』へようこそ。“ポンコツ映画でもジャケットは1流”という作品を紹介して行きたいと思っています。
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2292 ガール・オン・ザ・サード・フロア ※ジャケット(オモテ面) 【 スタッフ 】 監督・脚本 トラヴィス・スティーブンス 『セーラ 少女のめざめ』『68キル』 『アメリカン・マッスル』 【 キャスト 】 フィル“CMバンク”ブルックス トリエステ・ケリー・ダン サラ・ブルックス エリッサ・ダウリング カレン・ウォディッチ トラヴィス・デルガド マーシャル・ビーン ※ジャケット(ウラ面) 【 仕 様 】 型 番 PFLU-0159 製作年度 2019年 製 作 国 アメリカ 原 題 GIRL ON THE THIRD FLOOR 発 売 プルーク 販 売 元 プルーク 提 供 ---- 価 格 ---- 字幕翻訳 ---- 吹替翻訳 ---- 吹替演出 ---- 制作協力 ---- 日本公開 ---- リリース ---- 収 録 本編 92分 サ イ ズ 16: 9 LB シネスコ 音 声 1.オリジナル音声 2.日本語吹替音声 字 幕 1.日本語字幕 2.日本語字幕(デカ) 3.日本語吹替用字幕 そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、複製不能、 DOLBY AUDIO、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用 映像特典 ---- ※ディスク 【 ジャケット 】 オモテ面:[サウス・バイ・サウス・ウエスト正式招待 作品] [シッチェス映画祭正式招待作品] [ボストン・アンダーグラウンドフィルム フェスティバル正式招待作品] [ロンドン・フライトフェス2019正式招待作品] [オーバールックフィルムフェスティバル正式 招待作品] [ポップコーン・フライト映画祭正式招待作品] 娼婦の館で渦巻く至極のホラー大傑作! ウラ面 :妖艶な美女、腐った壁、 謎のスライム… ここは「呪付き古屋敷」。 仄暗い地下室、屋根裏部屋に巣食う 怨霊たちの秘密とは!? WWWEの生ける伝説 CMパンクの初主演映画作品 なかなかインパクトのあるオモテ面。真っ赤な血を背景に心臓の上に屋敷が建っている。ポーチには男、屋根裏部屋には女のシルエットも描かれ、ストーリーをキチンと盛り込んでいる。いいデザインだ。 ウラ面も動きがあり、「何コレ?」と興味を惹くような画像を用いている。デザインされた方は、きっと本作品を気に入ったに違いいない。 【 感 想 】 「悪霊でも女の子はカワイイ方がいい」 悪霊であれ悪魔であれ妖怪であれモンスターであれ、女の子はカワイイ方がいいに決まっている。ましてやホラー映画だ。カワイイ方が怖い。いわゆるギャップ萌えである。怖い顔の女の子が「実はMだった」という展開の方が盛り上がる。これって人間の性なんだろうなぁ。(←そんなのオマエだけだ、バカ) 終盤の展開が残念だった心霊ホラー。オーソドクスな幽霊屋敷モノ。どうしてこんなまとめ方をしてしまったのか理解に苦しむ。折角、面白い設定、魅力的で怪しげな屋敷、不気味なモンスターと、そそられる要素がたくさんあったのに、いきなり妊婦が現れてウロウロしている幽霊に怖がることなく悪霊を退治してしまうなんて「ありかよ」と思ってしまった。(溜息) ――ドンが人生の再起をかけて購入した屋敷は、かつては娼館だった。ピンクの壁、あちらこちらに鏡が設えられている。早速、改装を始めるが、あちこち故障だらけ。壁やコンセントから変な液体もしたたっている。 そんな時、ドンはサラという若い女性と知り合い、誘惑に抗えず彼女を抱いてしまう。一度きりのつもりだった。しかし、それを機にドンの周りで不可解な出来事が起き始める。 ……というお話し。 何が不気味って、明らかに屋敷の様子がヘンなのにドンは怖がることなく平気で改装を続けているところ。壁から変な粘液がしたたっていたら、私なら即、屋敷を手放すな。 それに、ダメ夫の様子を見に来た妊娠中の妻も、新居(予定)の中を幽霊がウロウロしているのに平気な顔をしている。然も壁から這い出して来たモンスターをハンマーで殴り殺す。「オマエ、何者だんだよ」と思ってしまった。(苦笑) インシデントに対する登場人物の反応や感情の流れは、観客のそれとシンクロしないと素直に感情移入出来ない。登場人物の反応に納得出来ないと、鑑賞に身が入らないのだ。集中出来ないから没入感を得られない。だから、つい「カワイイ女の子が出て来ないなぁ」と余計なことを考えてしまうのである。(笑) ちなみに、私は妊婦がモンスターの女の子をハンマーで叩き殺すところが一番納得できない。幽霊なのか妖怪なのか分からないが、「実体があるんだぁ」と醒めた目で見ていた。まぁ、確かにサラはドンとHしているから分からないではない。日本でも幽霊とHする怪談がある。でも、それは夢や幻のようなもので、第三者が覗いていたら一人で悶えているようにしか見えないだろう。けれど、本作品の悪霊には実体がある。Hが出来るのだ。それはステキなことだけど、女の子が可愛くないんだよなぁ。(←可愛ければ、相手が妖怪でもHするのか、オマエ) なので、オススメ致しません。(←雪女だって結婚して子供をつくるんだから、妖怪に実体があってもおかしくないだろ? もっと広く心を持てよ)
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