B級映画ジャケット美術館
PR
Profile
helen5015
『B級映画ジャケット美術館』へようこそ。“ポンコツ映画でもジャケットは1流”という作品を紹介して行きたいと思っています。
Keyword Search
Calendar
Favorite Blog
Comments
Freepage List
< 新しい記事
新着記事一覧(全2398件)
過去の記事 >
2337 こどもつかい ※ジャケット(オモテ面) 【 スタッフ 】 監 督 清水 崇 脚 本 ブラジリィー・アン・山田 清水 崇 音 楽 羽深由理 製作総指揮 大角 正 エグゼクティブ・プロデューサー 関根真吾 企 画 吉田繁暁 プロデューサー 秋田周平 アソシエイトプロデューサー 櫛山 慶 撮 影 ふじもと光明 照 明 江川 斉 録 音 栗原和弘 編 集 西潟弘記 監 督 補 川松尚良 美 術 福田 宣 装 飾 野村哲也 スタイリスト 原田幸枝 ヘアメイク 堀川貴世 キャラクターデザイン・特殊メイク 百武朋 音響効果 柴崎憲治 音楽プロデューサー 高石真美 プロダクション・マネージャー 小松次郎 ラインプロデューサー 大熊敏之 製作担当 中島勇樹 製 作 「こどもつかい」製作委員会 企画・配給 松竹 制作プロダクション 松竹撮影所 東京スタジオ 制作協力 松竹映像センター 【 キャスト 】 滝沢秀明 有岡大貴(Hey!Say!Jump) 門脇 麦 根本真陽 須藤温子 ジェームス・サザーランド ヨシダ朝 森下能幸 尾上寛之 河井青葉 田辺桃子 中野遥斗 玄理 山中 崇 吉澤 健 西田尚美 ※ジャケット(ウラ面) 【 仕 様 】 型 番 DB-9978 製作年度 2017年度 製 作 国 日本 原 題 ---- 発 売 元 松竹、キノフィルム(木下グループ) 販 売 元 松竹 提 供 ---- 価 格 ---- 日本語字幕制作 松竹株式会社 グロービジョン株式会社 字幕翻訳 ---- 吹替翻訳 ---- 吹替演出 ---- 制作協力 ---- 日本公開 2017年 6月17日 リリース ---- 収 録 本編 約 111分+特典映像 約 2分 サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ 音 声 1.日本語(オリジナル)ドルビーデジタル 5.1chサラウンド 2.日本語(音声ガイド)ドルビーデジタル 2.0chステレオ 字 幕 1.日本語字幕 そ の 他 バリアフリー再生機能付【本編のみ】:音声 ガイド/日本語字幕 片面2層、MPEG-2、COLOR、複製不能、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD、レンタル専用 映像特典 1.特報 2.予告篇 ※ディスク 【 ジャケット 】 オモテ面:悪いオトナに「死」を届ける、 簡単なおつかい ウラ面 :この世で一番怖いのは、こどもの怨み―― 滝沢秀明と『呪怨』の清水崇が 仕掛けるホラー革命 こどもつかいの 奇妙な笛の音と共に こどもの霊はやってくる… 主人公二人にすがりつく子供たちの霊、その後ろには“こどもつかい”の姿が……。まぁ、間違っちゃいないんだけど、個人的な印象からすると、実は子どもたちの霊に使われているのが“こどもつかい”だったのではないかと思っている。つまり、配置としては逆ではないかと。(苦笑) ウラ面は子供たちの霊を中心にレイアウト。こちらは正しい。(笑) 【 感 想 】 「子供を取り巻く環境と大人の事情は噛み合わない」 清水崇監督は、素材を見つけるのが上手い。年々腕を上げて、ここ数年は毎年、魅力的なモチーフを見つけ、かなり高いクオリティでリリースしている。本作品も児童虐待や家庭内暴力といった社会問題を織り込みながら、保育の難しさまで言及している。ホラー映画でありながら「親と子の関係って何だろ?」と考えさせられてしまった。ホント、いい監督さんだ。 だからって、OV『呪怨』シリーズのような禍々しい怖さを期待すると肩すかしを食らうことになる。小説やアニメなんかもそうだけど、売れて評価が定まると、作品がキレイになる。デビュー作ではページ一杯に文字が並んでいた(漢字多め)小説が、やがて行間や文字ピッチが広くなり、改行も増えて、散文のような表現が目立つようになる。言葉の使い方が洗練され、程よく省略されて流れるように読める。映画も同じ。爆発的なヒットを飛ばした監督さんは、一度落ち込み、やがてコンスタントに良品をリリースするようになる。清水監督は、いままさにそんな状態ではなかろうか。 ――新人記者の駿也は、郊外で起きた不審死を調べ始める。子供が行方不明になり、無事に見つかるものの、発見者は 3日後に死亡する。発見者は、虐待など何らかの理由で子供に怨まれていたフシがある。それは《こどもの呪い》と噂されていた。駿也は、失踪して戻って来た子供たちが口ずさむ歌に手掛りを見つける。しかし、駿也と同棲している保育士の尚美が、ちょっとしたことで児童の蓮から怨みをかってしまう。そして、蓮は失踪し、二人の前に戻って来た。もし、噂が本当なら、尚美の命はあと 3日。駿也は、尚美を連れて噂のもとへと赴く。 ……というお話し。 尚美役を演じた門脇麦さんが好演。気の弱い保育士役が似合っていた。ただ、それだけって感じもする。もっと母性を見せてくれていたら作品全体に説得力が生まれていたかも知れない。まぁ、主人公二人がドタバタと逃げ回るだけのクライマックスになってしまったのは脚本の失敗だが、せめて尚美がお腹の子供を守ろうと奮闘してくれていたら、呪いがとかれても納得できたはずだ。 それに、ストーリー展開が『リング』シリーズを思わせるのもいただけない。乙一監督の『シライサン(19)』ともよく似ていたしね。ホラー映画にはミステリーの要素が必要だから似てしまうのは仕方ないことかも知れないが、もう少しオリジナリティが欲しかったところ。こう言っては何だが、ブラジリィー・アン・山田さんの脚本って俗っぽい。あまり好きになれない。『“それ”がいる森(22)』もヒドかったしね。(溜息) いまと昔では、子供を取り巻く環境が全く違う。親と子、子と地域の関わり、家庭の中の子のポジションなど、私たち世代とは明らかに異なる。もしかしたら、親が子に注ぐ愛情すらも変質しているような気がする。いまの子供たちがどんな大人になるのか、何となく薄ら寒くなった。(ここが一番コワかったかも……) なので、ちょっとだけ、オススメ! 【 清水崇監督作品 】 『2209 呪怨[ビデオオリジナル版]』 『2210 呪怨2[ビデオオリジナル版]』 『2211 呪怨 劇場版[デラックス版]』 『2212 呪怨2 劇場版[デラックス版]』 『2213 呪怨/白い老女』 『2214 呪怨/黒い老女』 『2215 呪怨/終わりの始まり』 『2216 呪怨/ザ・ファイナル』 『2217 THE JUON ―呪怨― ディレクターズ・カット』 『2218 呪怨/パンデミック -爆発感染- ディレクターズカット・エディション』 『2219 呪怨/ザ・グラッジ3』 『1365 バイオハザード/ヴェンデッタ [ブルーレイ+DVD]』 『2334 輪廻』 『2335 戦慄迷宮』
2334 輪廻 2024.04.15
2292 ガール・オン・ザ・サード・フロア 2024.03.04
2291 バックアウト・ロード/アメリカで… 2024.03.03
もっと見る