B級映画ジャケット美術館
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helen5015
『B級映画ジャケット美術館』へようこそ。“ポンコツ映画でもジャケットは1流”という作品を紹介して行きたいと思っています。
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2361 アンデッド・ドライバー/怒りのゾンビロード ※ジャケット(オモテ面) 【 スタッフ 】 監督・撮影 ウィッチ・カオサナヤンダ『バリスティ ック』『鉄拳 Kazuya’s Revenge』 脚 本 スティーヴ・ポワリエ 音 楽 アビシェク・J.バジャジ 【 キャスト 】 マーク・ダカスコス『ブラック・ダイヤモンド』 ジュリー・コンドラ『クライング・フリーマン』 ノエラーニ・ダカスコス ケイン・コスギ『DOA/デッド・オア・アライブ』 ※ジャケット(ウラ面) 【 仕 様 】 型 番 CFTD-570 製作年度 2019年 製 作 国 タイ 原 題 ---- 発 売 元 彩プロ 販 売 元 シネマファイト 提 供 ---- 価 格 ---- 字幕翻訳 ---- 吹替翻訳 ---- 吹替演出 ---- 制作協力 ---- 日本公開 劇場公開作品 リリース 2021.05.19 収 録 本編 97分 サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ 音 声 1.オリジナル(英語) 5.1chドルビー・サラウンド 2.日本語吹替 2.0chドルビー・ステレオ 字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕 そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、複製不能、 DOLBY AUDIO、2 NTSC 日本市場向、 DVD、レンタル専用 映像特典 オリジナル予告編 ※ディスク 【 ジャケット 】 オモテ面:その男、人間でいられるのはわずか。 娘よ、俺は奴ら(ゾンビ)をぶっ潰す! ウラ面 :ゾンビ化寸前の凄腕ヒットマン・ドライバ ーが、修羅の道を疾走する! 生存本能を刺激する、 ポスト・アポカリプス ロード・バトルアクション! ゾンビ映画と言うよりもアクション映画風のジャケット。ゾンビ映画を思わせる画像は1枚も使われていないような気がする。(ちょっとだけあるか……) そもそも、そういう売り方をする気はなかったんだろうなぁ。父の屍を乗り越えて一人前に成長して行くストーリーだから、ま、これで良いのかも知れない。ゾンビ映画ファンとしては、ちょっとサミシイ。 【 感 想 】 「ファミリー映画」 マーク・ダカスコス一家が主演のタイ映画。ほとんどファミリー映画である。(笑) 主人公の男をマーク・ダカスコスが演じ、その妻シャノン役をジュリー・コンドラが演じた。彼女はマークの妻である。そして、男の娘ブリー役を演じたのが、実の娘のノエラーニ・ダカスコス。なんか微笑ましい。ゾンビ映画なんですけどね。(笑) ――ゾンビが蔓延し、文明社会が崩壊した近未来。アジアの一画に生き延びた人間が共同生活をするコミュニティがあった。人々は、知恵と火器でゾンビの襲撃を退け、平和に暮らしていた。しかし、この調和を保とうとする指導者は厳しいルールを強いらせていたことから、一部の者たちは不満を募らせる。そして或る夜、それが爆発する。反乱だ。コミュニティは、反乱者たちと、音に引き寄せられたゾンビに襲われる。死体が積み上がる中、男は妻と娘を連れて脱出を試みる。しかし、妻はゾンビに殺され、自分も噛まれてしまう。男は、娘を助けるために、北にあると噂される《安息の地》を目指して車でコミュニティを後にした。ゾンビになるまで12時間前後。男に残された時間は少なかった。娘に銃の使い方や車の運転を教えつつ、男は北へと車を走らせる。 ……というお話し。 最近、ちょっとヒネったゾンビ映画が増えたような気がする。ストレートに「世界の終末と襲い来るゾンビの恐怖」を描いた作品が少なくなった。それだけでは企画が通らなくなったのだろうけど、何だかゾンビが脇役に押しやられたようで寂しい。経験豊富なゾンビ役者さんと徹底して凝った特殊メイク、崩壊した文明社会を映像で再現するために多額の予算を投じ、コミュニティの崩壊と生存者たちのサバイバルを私は観たい。(さまざまなテーマを内包していても良いけど、あくまでも主役はゾンビでなければならない) メガホンを取ったのはハリウッドで『バリスティック(02)』を撮ったタイ人監督のウィッチ・カオサヤナンダ。フィルモグラフィを見ると、全体的にユルユルの作品が多い。アクション・シーンにキレがないのは、致命的かなぁ。本作品も、映像と編集が合っていないので、語り口も凸凹している。決してスキルが高い監督さんではないのに、堅実にフィルモグラフィを重ねているところから察すると、何か特別な理由があるのだろう。もし、私がプロデューサーだったら、絶対に雇わないなぁ。 ちなみに、同監督の作品で、同じ登場人物を同じ役者さんが演じたゾンビ映画『TWO OF US』(日本未公開)がある。同じ物語世界なのかは不明。製作年度も同じなので、二本撮りだったのではないかと疑っている。どちらかと言うと本作品より、そっちが観たいなぁ。(笑) いつかリリースされることを期待して、本作品はちょっとだけオススメ致します! 【 [ゾンビ映画]カテゴリー 】 [ゾンビ映画]カテゴリー
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