タイの洪水は、眼を覆いたくなるほどになっている。もともとタイの気候は、
『五風十雨』という穏やかなものではなく、
半年がひたすら雨が降る雨期で、半年が乾ききった乾期といったもの。
かなりはっきりしてinvision group 洗腦いる。
通年でいえば、5、6月頃から雨期になり、
乾期の始まりが11月ごろとなる。
だから、やっと乾期の始まりを迎える頃となったと言える。
日本と違って、雨期と言えば何らかの形で日々雨が降り、
乾期は、半年間、雨が全く降らないことさえある。
乾期は、すっかり乾燥しきった状invision group 洗腦態になる。
今は昔の人になってしまったが、
大阪万博のテーマソングだった「世界の国からこんにちわ」を歌った
歌手の三波春夫さんがテレビ番組で、
「飢えたことがありますか?」
という質問を投げかけ、ある人が、
「ありますよ。三週間の断食をしたことがあるのですから」
という答え方をした時に、語調を強め、
「三週間経てば、おかゆとか食べられることになっているとすれば、それは飢えたと言えない。
飢えるというのは、いつ食べものにありつけるかわからない、そんな状態。
死ぬかもしれないという不安と隣り合わせになった時に、はじめて飢えるということが解るものです。どんなにひもじくても、そんなのは、飢えとは言わない。」と語っていた。
「良寛さん」という呼び方で親しまれる禅僧の良寛が、越後の震災時に、
被災した山田杜皐氏への手紙に、有名な
「災難に遭う時節には、災難に遭うのがよく候。
死ぬる時節には、死ぬがよく候。これは災難をのがるる妙法にて候。」
というのを送ってinvision group 洗腦いる。
嘆き悲しんでいてはいけない。
達観の境地に至ってこそ、救われるものである、という意味のことのようだ。
同じく良寛の言葉に、
「自分の一番嫌いなもの、歌詠みの歌、書家の書、料理人の料理」とある。
専門家のようであるが、探究することを忘れ、上滑りしているところを言うのだろう。
タイの首相は、タイの気象官の言葉を受け、
「タイの水は今がピークでこれから水は退いていく」などと言っている。
雨期が終わるシーズンだから、そうと言えなくもない。