へっぽこ歳時記

ばんごはんを、詰め込むように食べている自分を感じました。

　お酒も飲むからというのもあるけど、この夏、「ひすいこたろう」さんに習った、「味わう」感覚からは、ほど遠い状態だと客観視した。

　夏の時は、そばを食べて、その風味を口だけじゃなく、もう少し広い範囲で感覚としてとらえていたと思う。風味を感じて、おいしいと思った。スーパーに売っているそばだけど。
　同じそばを、ばんごはんで食べたんだけど、全く違った。風味は口の一部が感知はしていたけども、そこからの広がりは、ゼロ。ただのお酒の「あて」として消費している感じ。

　せっかく、夏に習った大切なことが生かされてないじゃないか！　というところだけど、こうやって今、味わえてない自分と味わえていた夏の自分とのギャップを感じてみると、大きな差があることに経験的に理解できる。
　こうやって、いい方と悪い方の両方を経験しながら、どっちに収れんさせていくかが、ポイントなんじゃないかと思う。
　ここが一つの正念場。
　なのかな。