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2012.10.26
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カテゴリ:軍事関連
2012年4月19日、スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が発表した「世界軍事費報告」によると(1ドル=80円換算)
1位米国(7110億ドル)約57兆円
2位中国(1430億ドル)約11兆円
3位ロシア(720億ドル)約6兆円
4位英国(627億ドル)約5兆円
5位フランス(625億ドル)約5兆円
6位日本(593億ドル)約4兆7000億円
7位インド(489億ドル)約4兆円
8位サウジアラビア(485億ドル)約4兆円
9位ドイツ(467億ドル)約4兆円
10位ブラジル(354億ドル)約3兆円

とありました。日本を見るとちょっと奇妙に感じます。平和憲法で軍隊をもたない日本がヨーロッパ諸国並みの軍事費をかけているわけです。
最近石原なんとかいう人が日本の軍事化をあおっていますが中国に軍事費で負けているのが我慢ならないのでしょうか?
ただ見たとおり米国の軍事費はちょっと莫大です。さすがに新兵器の開発に余念がないのはわかりますがこれだけの軍事費があるということは常に戦争をしているともいえるのではと思います。現在でもアフガンに兵隊を送り込んでいるようですし戦争をどこかで常におこしているような感じです。戦争があるから軍事費が多いのか軍事費が多いから戦争をおこすのかわかりませんがアメリカの軍需産業が裏で常に戦争を求めている可能性があります。
石原氏の尖閣列島購入宣言で日中関係が悪化し日本の軍事国家への志向が顕著になってきているようですがどこか裏のアメリカの戦略が潜んでいるように見えます。
石原氏の目標がどこか知りませんが発言からみると中国と対等以上の軍事化を望んでいるように思われます。となると徴兵制から原子力空母、原子力潜水艦、核ミサイルがお望みだとおもいますので軍事費が跳ね上がることが予想されます。
まぁ現在でも平和憲法下の日本の軍事費の多さはちょっと驚きですが日本の軍需産業を育て武器の輸出ができるようになれば自前の武器ができるわけでそのぶん武器が安く購入できるようになるかもしれません。
とはいうものの日本の経済成長は軍隊をもたなかったことも一因で外交が下手な日本が警戒されずに民間経済外交をまい進することができたわけです。
しかしここに中国をしのぐ軍事費をかけ中国以上の軍隊を持とうとすることはなにを意味するかというと数と量でははっきりいってかないません。問題外です。つまり質を高めるしかありません。質を高めるにはもう人対人の戦争の時代ではありませんから最新兵器の開発導入競争に参入するしかない。資源のある中国なら自前で武器の開発もできるでしょうが日本は輸入しなければならないのでこれまた不利です。
日本が独自に軍事大国をめざしてどういう意味があるのか。たしかに他国に対し馬鹿にされなくなるということもありましょうが北方領土を武力でとりかえすなんてことをするんでしょうか。ロシアを武力で威圧するというのはちょっと非現実的なような気がします。
確かにロシアは軍事衝突を避けて中国との国境紛争を処理しましたがはたして日本に対し同じように譲歩するでしょうかね?中国の人口と経済力は魅力だからこそ譲歩したんでしょうが日本とは同じようには妥協しない可能性があるような気がします。むしろ北海道を奪還しに局地戦を仕掛けてくるのがちょっと怖い。
ガラパゴス的日本がアメリカのように世界の警察の役割をする必要はないし能力もない。平和憲法下でも世界有数の軍事国家なのですから相手に馬鹿にされないためにさらなる軍事大国を求めることが必要なのかどうか。むしろ人類が地球に優しく生きることができるようにすることがこれからの課題なのではないでしょうかね。
戦前の軍事バランスの復活を夢見ているような時代ではないと思います。






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Last updated  2012.10.26 21:09:52
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