カテゴリ:軍事関連
北朝鮮の無人機らしきものが相次いで韓国で墜落した。長さ143センチ、幅192センチとちょっとした大型リモコン機なみの大きさでカメラを搭載したもの。
まぁ燃料の関係でこれぐらいの大きさになったのでしょうがソウルの大統領官邸も撮影していたというのでちょっとした問題になっています。 いわばいってこいの無人機で設定されたコースをぐるっと回って北朝鮮国内でパラシュートで着陸するようになっていたようです。その間は無線操縦も無線送信もなし。韓国軍のレーダーにはひっかからず防空体制が問題になっています。 今は低空撮影だけですが技術が発達すればアメリカの無人機のように高高度からの観察や無人機による攻撃の可能性もでてきます。 ミサイルなどは発射したとたんに衛星によって察知されるようですが無人機からの攻撃はやっかいです。特に無人機による奇襲攻撃では重要拠点をピンポイントで破壊できるためかなり危険なものでもあります。 しかし考えて見るとあの福島原発の航空撮影ではアメリカの無人機が撮影しているようですがけっこう時間がかかったような気がします。この北朝鮮の無人機は飛行ルートを設定すればいいだけのようですので福島原発のように危険な地域の撮影にはぴったりですね(笑)。 日本の技術ならこれぐらいの初歩的な観察用無人機ぐらいは簡単に作れそうな気がします。ただあまりに特殊な用途ですから一般人にはどこで販売されているのかよくわかりません。火山や気象観測などでの利用はあるようです。また武器輸出ができるようになれば紛争国に偵察用無人機として売れそうなきはしますが。 しかし無人機による写真撮影ぐらいはいいとしてアメリカ軍クラスの無人機ですともう無人機どうしでの戦いも視野に入ってきますので無人機による制空権奪取も将来ありえないことではないので戦争形態のロボット化がすすみそうな気がします。 またマレーシア航空機の行方不明事件でも無人偵察機を搭載した艦船があれば監視区域が飛躍的に広がると思うのですが使われたのかどうか軍事機密でしょうからわかりません。ただ中国などは艦船に無人機を搭載しているという記事もありますので無人機の軍事用途は将来さらに発展しそうです。
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Last updated
2014.04.03 18:41:40
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