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ある世界が、
他の世界をわがものにしようとするとき。 または創り変えようとするとき。 もっとも洗練されたやり方は、 まず。 平和的かつ友好的な宣教師を送り込む。(5) するてえと、ヨハネのドクロを羽の後ろに隠した素晴らしく美しい愛のキューピットの教えが、その言葉の素晴らしさゆえに広く広く広がり、みんなはうっとり。(6) 次に、悪魔たちから愛を守るという名の下に、和平を大義名分とした正義の軍隊を送り込んで駐留させる。だれにも文句言わせない。(7) その世界に宗教(愛による武器放棄)と駐留軍(平和支配)が定着したら、法律を定めさせてしっかりと定着させる。ついでに交易相場も手中に収めとく。(8) あとは、誰がその世界をコントロールしているかわからないよう自らは深く闇に潜み、行き先を暗示させるランプだけを表に見せればいい。(9) わざと対立するようにし向けられた他世界の中のふたつの勢力が、死に物狂いで相手のシッポを追いかけ回すシステムを管理し、それが生み出す利益を水車のように吸い上げ、雲の上から支配する。(10) こうして他の世界は完全に手なづけられ、おとなしく飼い慣らされ、なんでも言いなりになる。(11) 支配のロープはとっくにほどけているのに、ロープをつけてるほうが楽だと民が自ら、わざわざ結び直すようになるまで民は思考を停止させられ。(12) ついに。 民は自分たちの意志だと思いこまされて彼らの王の首を刃ね。自分たちの国土をすべて刈り取り、その収穫はひとつ残らず見えない支配者に捧げてしまう。(13) 荒れ果てた大地に、 民が待ち望むように教え込まれてきた救いの天使が舞い降りるが、 天使は、水が満タンの壺を振り回すものの、一滴も涸れた大地には、こぼさない。(14) なぜなら、清らかな天使は単なるお膳立て、あるいは、引き立て役にすぎず。 この世界を創った主役の登場まで、大地は渇いて民は干からびている必要があるから。 主役のお立ち台である、ひっくり返った巨大な壺は、宇宙で最も価値のあるものを涸れた大地から、さらには民の心の底の底から収穫してゆく。(15) 収穫というより、 仕入れと言ったほうがいいかも。 それから先の物語は、 また次の機会にしとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.01 00:24:07
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