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Her's(ハーズ)奮闘記!

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2013年02月28日
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カテゴリ:主にオシゴト

いよいよ2月も最終日。今年も『逃げ』られてしまいました(トホホ…)


先日告知させて頂きました【インターネット公開勉強会】ですが

予定通り21日(木)に放送されまして、お蔭様でご好評を頂くことが出来ました。


【Her’sホームページでのご報告】


初めての(多分滅多にない)経験で、色々と勉強になりました。

ご参加・ご視聴下さった皆様、主催のリハビリネクスト様には、心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。





さて。

前回【初心忘るべからず】というタイトルで思いを綴りましたが

今日、またもや深く反省しなければならない出来事が。。。


7年もこの仕事をさせて頂いていると、やはり“色々”あるものです。

しかし、自分でもバカじゃないかと思うくらい(苦笑)ポジティヴだけが取り柄の私ですから

少し立ち止まって思いを巡らせても、すぐにそれを消化して栄養に換え

また前を向いて進んできました。

けれど、1ヶ月に2回もこういった事態に遭遇すると、さすがに凹みます。



ご存じの通り、私には3人の子供がいて、一番下の次女は4歳(年少)です。

妊娠10ヶ月まで働き、産後1ヶ月半から復帰して

私の仕事人生において、次女の存在は非常に大きな意味を持っています。


ケア部門を立ち上げたその年に次女を身籠りましたが

その当時はまだリンパ浮腫ケアを積極的に行っている施設はごく稀だった為

多くの患者さまが、私の進退(やめるのでは?)や産前産後休暇に不安を抱かれました。

でも、ケア部門を立ち上げたのは、悩める患者さまのお役に立てることを願ってのことでしたから

やめるなんて論外、産休も極力短く、と心に決めていました。


産後1ヶ月半からの復帰においては、半年で保育所に入所できるようになるまで

サロンに小ぶりなベビーベッドを準備して、文字通り『同伴出勤』で仕事をしました。

中には

『子連れの仕事なんて無理があるから、やめてちょうだい』

と仰る患者さまもいらっしゃいましたが

それ以上に、たとえ子連れでも、ケアを受けたい!と切望して下さる患者さまが大多数で

(“赤ちゃん”に懐かしさをおぼえ、喜んで下さる患者さまも多かったです)

双方納得の上で、産後のしばらくの期間を過ごしました。


いくら保育所に入所したからといっても

まだ抵抗力の弱い乳児のことですから、すぐに熱発でお休みを余儀なくされることもあり

そんな折には、どうするべきか、度々非常に悩んだものでしたが

やはり『急なキャンセルよりも診てもらいたい!』というお声が多かったのを受けて

その後も子連れでの仕事となることが何度もありました。



今日は、普段通り保育所へ行く予定でしたが、出掛ける段になって『お腹が痛い』と次女。

トイレに行かせたりして様子を見ていましたが

熱もなく、特に胃腸風邪といった訳でもなく、しかし腹痛は軽快しない模様。

最近は、生活発表会の続きで、毎日登所を楽しみにしていたのに

『おなかいたい・・・やすみたい』

と訴えるので、患者さまにご迷惑になる(感染症など)状態でもなかった為

急遽、一緒に仕事に行くことにしました。

今日の患者さまは、お仕事をされていて、お休みを調整して来室される方なので

急な都合でお時間を無駄にさせてはいけないと思ってのことでした。


ところが。同行した次女を見るなり

『今日は帰ります』

…ひどくお叱りを頂いてしまいました。

私にとっては、患者さま本位のつもりでの判断でしたが

患者さまにとっては、そうではありませんでした。

『今度からそういう時にはキャンセルの連絡を下さい』

何をおいてもキャンセルせずにケアを優先させることが患者さまの為、と思っていたのは

私の思い込みに過ぎなかったのです。


これまでの経験で、急なキャンセルこそ迷惑をかける、という感覚が身に付いていました。

しかし、必ずしもそうではないことに気付かされました。

なぜ、事前に事情をご連絡しなかったのか。

自分の思い込みで確認を怠ってしまったが為に、患者さまを不快にさせてしまいました。

そして、次女にまで負担をかけてしまっただけの結果に。



つい先日、反省の機会を得たばかりなのに、何も学習していない。。。

さすがに、落ち込みました。

自分の犯した失態ですから、真摯に受け止めなくてはなりません。

が、負のエネルギーを受け取ることは、かなりの精神的ダメージに繋がります。

しかし、いつまでも引き摺っていても仕方ありません。



立上げ当初は、多くの患者さまがリンパ浮腫に対応できる施設を血眼になって探され

ケアを受けることを切望されて、ご予約が殺到し

『何があってもキャンセルできない』

と、追い込まれるような思いで対応させて頂いてきました。

自分はもちろんのこと、子供の具合が悪くても、父の具合が悪くても

どうにかして仕事を全うできることを最優先に考え

それでも休まざるを得ない時は、身を切られるような思いでお断りのご連絡をしてきました。

大袈裟かも知れませんが、もうそんな時代は終わったのかも知れません。





柔軟な対応がセールスポイントでもあったのですが

そういったことも含めて、Her’sのスタンスを考え直す時期なのかも…



今回は、自己満足な判断を十分に反省し、これからの在り方をもう一度考える機会とする為に

自分の気持ちを整理する意味で、綴りました。










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最終更新日  2013年02月28日 17時45分20秒
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