078850 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

Her's(ハーズ)奮闘記!

Her's(ハーズ)奮闘記!

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2013年04月27日
XML
カテゴリ:主にオシゴト

4月も、もう終わり。ゴールデンウィーク(GW)突入です。

つまり、5月は目前!

・・・と言うのに、いつまでも肌寒いですね。


GWに特に予定はありませんが(強いて言えば、寝倒す?笑)5月は公私ともに、行事満載です。


連休明けてすぐの週末には、長女が修学旅行で沖縄に。

半ばには、保育所の『親子のつどい』という行事があります。

そして、24日~26日まで、名古屋で日本理学療法学術大会が開催され

私は初日・24日に、日帰りで参加してきます。

(24日は平日ですが、学会参加の為、臨時休業させて頂きます。ご了承下さい)

私の学会参加を挟む日程で、ムスコは4泊5日の自然学校に。

改めて見ると、本当に慌ただしい5月です。





さて、冒頭の通り、今年はいつまでも安定して暖かくならず、冬?の終わりが遅いです。

仕事柄、季節の移り変わりや、例年との比較には敏感です。


仕事柄?
 リンパ浮腫は気圧の変化(主に梅雨と台風)に比較的影響を受けやすい症状です

 また、がん(の治療)を経験された方は、体力の“上限”が低下している方が多いので

 猛暑や厳寒による体力の消耗が著しく、長く影響を受けることがよく見受けられます

 この為、年単位で定期通室される方の多いHer’sでは、患者さまの全体像の把握や

 不定愁訴との関連性を捉える為、気候には非常に注意を払っています



ご来室時など、その時々の状況だけではわからないことも多いのですが

気候との関連性に着目すると、非常に興味深いものが見えてきます。


例えば、一般的に『夏バテ』として、暑い時期にダウンしてしまうことがありますが

私の経験上、実は真夏の夏バテよりも、夏の終わり頃からの方が、その傾向は強いのです。


3年前の夏は、記録的な猛暑でした。

3年前は、10月半ばにさしかかっても、Tシャツでじっとり汗をかく日が続いていました。

この時、体調を崩してキャンセルされる方が増えましたが

夏真っ盛りのイメージの強い8月ではなく、9月後半から10月後半にかけて

暦の上では『秋』と呼べる時期に、キャンセルが激増したのです。

それはどうやら

真夏は気合で乗り切れても、猛暑が長引くと体力が続かず、体調不良をきたしたのでは?

という考察に至りました。


Her’sに来室される患者さまは、中年以降の層が最も多く

体力的に、若い方よりもはるかに衰えが見られます。

それでなくても、治療で体力そのもの(上限)が落ちてしまわれている為

気候による消耗をリカバーするのに難渋するようなのです。


3年前には及ばずとも、2年前もかなり暑かったので

やはり、夏場~秋口にかけて、キャンセル続出となりました。

その時に感じたのは、前年の消耗を引き摺っている ということ。


私の仮説は、こうです。

若い方の体力を100とすると、加齢により、その上限は例えば80~90に低下しており

がんの治療により、そこからさらに上限が低下して、60~70になっているとして。

術後の経過や期間によって、せめて現在のMAXである60~70にまで戻っている方もあれば

治療途中や、その他の病気などで60にも回復していない方もいらっしゃるでしょう。

加えて、刻一刻と時間は過ぎる=加齢は進む訳で

たとえ何もしなくても、自然の摂理で上限は低下の一途を辿っています。

その状況を踏まえて、記録的な猛暑による過度な消耗で、40~50くらいまで体力が低下して

身体は拮抗する加齢と闘いながら、何とか元へと回復しようとしますが

加齢は衰えが進行するだけでなく、回復の速度が落ちていくという事でもありますから

猛暑のダメージを完全にリカバーしきれていない状態で

翌年、再び猛暑に見舞われると、その時点での体力がベストにまで戻りきっていないので

体調を崩す確率が、それまでに比べ格段に上がってしまうのではないかと。


そう考えると、不調の原因のつじつまが見事に合うのです。


この仮説を、不調をきたした(或いは“予備軍”のような)患者さまにご説明すると

一様に大きく頷いて納得されました。

誰しも、原因不明の不調というのは一番気持ち悪くて不安なものです。

それぞれ、思い当たるフシも大いにおありだったようで

漠然とした不安が解消されたことに、非常にスッキリと満足されました。


で、めでたし、ではいけないので。

月並みですが、猛暑の時の過ごし方や(基本、無理は禁物!)

早めの対応など、出来る限りのアドバイス(生活指導)をさせて頂きました。

さすがに、気候そのものは努力でどうにかできるものではないので

気候にうまく対応できるように工夫して頂くしか手立てはありませんが。。。



今年は、寒さが長く続いていますから

経験を参考にすると、またもやの猛暑の不安が浮上しています。

環境は変えられないので、自分が変わるしかないですよね。

夏の終わりの夏バテ予防の為に、今から体調を整えて

食事然り、運動然り、無難に乗り切れる体力作りをされることをお勧めしたいと思います。

来たるべき夏を、元気に楽しめますように♪









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013年04月28日 01時41分11秒
コメント(0) | コメントを書く
[主にオシゴト] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.