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カテゴリ:学ぶこと教える教わること
図書館に行って検索したら、
蔵書に鈴木鎮一全集というシリーズになっている本があった。 全7、8巻らしく、一気に全部は読めないと思い、 第1巻の能力の発見を借りてきた。 絶版で、手に入れるのは難しいから、図書館にあってよかった。 内容は以前紹介した「愛に生きる」と近いのですが、 こちらのほうが、内容が詳しく、 特に教育について、鈴木さんの意見がごもっともで、 ”今の教育の実際を眺めるのに、先生は、 教科課程という義務に縛られて、 先生についてくることの出来るこどもだけを標準として、 先へ先へ進んで行かざるを得ない状態にあるようである。 (中略) 半分より理解できない力の子どもを、 より以上難しい上の級へつれていって、 そこで立派に教育する自信が先生にあっての上のことだろうか? こども達がますます出来なくなるのは当然ではないか” ↑これが1940年代に書かれていたなんて、 信じられない、というくらい。 もしかしたら、抱えている問題点って、今も昔も大差ないのかしら? 文明は進化したのに・・・・。 まあ、書かれた時代が古いので今とは違うというのもありますが、 それにしても、ほおお、と思うことが多いです。 また、この本は、 バイオリンについての説明や歴史等も載っていて面白い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月13日 22時17分58秒
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