カテゴリ:読書
読みかけの本をGWで読んでしまおう、そんな方も多いでしょうか
![]() 今日読み終わったのは熊谷達也さんの「まほろばの疾風(かぜ)」です📖 熊谷さんの作品はこれで5作品目です。 「相剋の森」 「邂逅の森」 「氷結の森」 「銀狼王」 そして、「まほろばの疾風」 熊谷さんの作品を手に取ったキッカケは、パラパラと流し読みした時にヒグマが出ていたことです🐻 クマが関係する小説がけっこう好きなんです笑 作者さんお名前の「熊」に反応したところも無意識にあるでしょう ![]() 「羆嵐」、「光る牙」、「慟哭の谷」、「シャトゥーン」など読んでますが、熊谷さんの「ウエンカムイの爪」を読んでいないことに今、気づきました笑 反省… ![]() ![]() さて、この度読み終わった「まほろばの疾風」ですが、 物語にクマさん🐻は出てきません笑 時は平安、東北蝦夷の英雄こと阿弖流為(アテルイ)の人生を描く歴史小説。 アテルイ? 平安時代に呪術や巫女さんが出てくると、かなりファンタジー寄りになるのかなぐらいの感覚で、軽く読み始めました。 しかし! 面白い‼️ 大和朝廷対蝦夷連合軍の熱い戦い🔥 命をかけて民族の誇りを守ろうと最後まで戦うアテルイと、その気持ちに理解を示しながらも、大和朝廷の征夷大将軍として職務を全うし、全力で戦う坂上田村麻呂 ![]() 長期間対立した大和と蝦夷ですが、「蝦夷」という呼び方は大和側から見て、「異民族」という意味の蔑称。 そもそも、この時代の異民族って何? 調べてみると、坂上田村麻呂も渡来人系じゃないですか笑(いわゆる弥生人?) 最新の農耕技術などを取り入れたいから、大陸からの渡来人はウエルカム、抵抗してくる東北の人たちは力で抑えつけるってやり方がちょっと、、、💦 当時の時代背景についてもう少し調べてみたいなと、関心を持ちました😊 アテルイの小説と言えば、こちら ![]() 京都清水寺にあるアテルイとモレの碑も訪ねてみたいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.05.02 19:18:26
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