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都市対抗ネタが続いて申し訳ない・・・ 本日の第一試合 JR九州(ラークスから下田選手が補強に)vs日本通運(九年間お世話になったチーム)
両軍にエールを送りながらも、久々にベンチにいるつもりで試合の流れを追っていた
両軍のキャッチャーが試合を支配し、それに応える投手陣 今年の日本通運はエース牧田に全幅の信頼を寄せ、戦う集団としてバランスの取れたチームの印象 JR九州は負けないチーム 近年では最強ではないだろうか 派手さは無いが、監督の日常の教育野球が選手に浸透し、ゲームでは監督が気配を消していて、選手が完全に主役 自信満々に「負けるわけが無い」という堂々とした試合運びが毎試合安定して出来る
予想通りの展開に、試合の決定機を見逃さないように見入っていた 延長10回 JR九州二番田村選手のサヨナラタイムリーで決着したが 奥深い采配を感じ、久々に野球魂に火がついた
読みはまだ、鈍っておらずほぼ的中! 観戦してさらに勉強 とくに、先見の目を持つことをJR九州 吉田監督から学んだ 試合を決めた田村選手は30歳を越えるベテラン選手 九州地区予選では無安打で終えた 時期を変え、都市対抗では機運が昇る選手が多いのだが、 田村選手はドームでも不振が続く 初戦も無安打 ヒットが出る雰囲気がない 今日の試合も決してよくは無かった 二打席目にバットを折りながらもショート後方へポテンヒット 都市対抗初ヒットがようやく出た・・がその後も精細を欠く 10回のサヨナラのチャンスの場面 走者を三塁まで進めながらも、思うような攻撃が出来ず またもチャンスを逸するか・・・もやもや感が漂う中、 一球入魂にふさわしい完璧なマウンド姿勢だった日本通運のエースが この試合唯一、ホッとした瞬間が見えた 田村選手を迎えたときだった この日3三振。まえの打席は手も足も出ず見送りの三振。 私の目には日通エースが油断した瞬間を感じた JRからすれば ここは代打の策もある 左の好打者が何枚も控えているJR九州 しかし、吉田監督は迷いさえ見せず田村選手の打席を見つめていた
私は打席に入る前に、田村で決まると直感めいていた コースに行けば打たれることのなかった外角に狙ったストレートが真ん中低めに! 田村のスイングしたバットの軌道に吸い込まれるような投球だった 打球はショート沢村の左を抜けセンターへ サヨナラタイムリーでJRの勝利 田村でなく代打が出ていれば、日通エースも再度一球入魂、油断は無かっただろう
吉田監督は何を考え思っていたのか 攻撃が0で終われば次の回はタイブレーク(一死満塁からの攻撃スタイル) 田村は守備の要であり、代打を出せば守備を代えなければならない そこまで考えていたのだろうか それとも、そんなことを考えるまでもなく信頼して送り出したのだろうか
単純には勝っていない
バッテリーの実力は全国でも筆頭格 守備力も万全、隙の無い攻撃力 猛練習に裏打ちされた自信満々の姿勢
そして、本番のグランドに立ったら選手の好きなように信頼をして任せている采配 普段はあまり取り上げられない監督采配 今日の試合を決めたのは田村を代えなかった吉田監督の決断の勝利だったと 私は思う
ながながと書き記してきたが・・・ 社会人野球は本当に面白い 勝つために必要な要素を・・・ 負けるべくして負けている原因を・・・
ユニフォームを脱いだのに今も追及している私がいる 本当の野球バカなんでしょう
ちなみに、都市対抗野球クイズ (決勝戦のニチームを当てる) わたしの登録は 住友金属鹿島とJR九州 まだ、ニチームとも残っているぞ!
ラークス戦士 下田は三打数0安打 一犠打 サヨナラのおぜん立てをした犠牲バントは見事だった 二打席目の二死二塁の場面、ヒット性のセンターへの当りは惜しかった ベスト8進出 ここからはテッペン目指してチームの体力も問われてくる 下田にとってはかけがえの無い体験であることは間違いない
野球人はこのような体験を通して野球の面のみならず、人として成長していくのです 次の試合、NTT東日本戦 キーマンは下田貴之 ひばり6号です! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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