ひきこもりテツのページ

​​​​​​​​​​花嫁のれん ​​4号　​​を狙え！​​​​​​​？​​​​​​​

★本記事は２０１６年夏時点での時刻、指定席予約に関しての
　　　　　　　　　　　　　　　　　　個人的見解記述ですのでご注意ください！★


金沢・和倉温泉を結ぶ観光特急　花嫁のれん

相変わらずの人気ぶりで、ＪＲの窓口やネット予約をしてもなかなか指定券がとれない、
という話をいまだにききます。


花嫁のれん１号　金沢駅４番線　入線風景（３番線切り欠き部分先端から撮影）


では確実に確保できる。指定席の取り方・・・・ここでは、ツアーに参加しないで指定席を
確保する方法を書きます。
といっても、たいした方法ではありませんし、とれる保証もありませんので念のため。

まずは時刻（ダイヤ）を確認しましょう

シンプルな運行ダイヤで、金沢・加倉温泉間を２往復しています。

2016年9月現在


なぜ指定券がとりにくいのか？

運転日そのものが少ない　それも週末だけ
基本的に金、土、日、祝日が運転日という設定です

列車の定員そのものが少ない
５２席しかありません

「びゅう」旅行商品や一般のツアー会社への割当分が多い
大阪、首都圏からさまざまな募集型ツアーが組まれています

北陸新幹線開業効果が続いている
な首都圏から能登、北陸へのアクセスが格段に向上した効果が継続

列車内での食事・飲食ブームが花ざかり＆根強い人気
列車が移動手段のみではない企画列車が増えています
ガッツリ型でないお食事はシニア層にも好評

つまり、まだまだ　需要＞供給　の関係にあるということです。


ツアーに参加するメリットとデメリット
あたりまえですが、ツアーに参加できれば、確実に乗れます。
しかし、行きたくない観光地に連れて行かれるし、泊まりたくもないホテルや旅館を押し付けら
れるし、何より高いですよね。
それに、ツアー客の中に東アジア系のグループなどが入っているとそれだけでいやになっちゃう
・・・なんて方にはとても耐えられませんでしょうし。
旅慣れた方や　大人数での集団行動が大嫌いなテツ（失礼）には、絶対に不向きです。



まずは座席配置を確認しましょう

１号車　　定員２４　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　JRのデジタルパンフから


２号車　　定員２８　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　JRのデジタルパンフから

開放的な雰囲気の座席が並んでます。一般発売分はおそらくもっぱら２号車かと

合計５２席・・・・どこかの私鉄に、「５２席の至福」ってのがありましたね（笑）

コンパートメント的な１号車　　　　　　　　　　　　　開放的な２号車
　　　
果たして、このうちのどれくらいが、ツアー商品用に押さえられているのでしょうか？

一般発売分をゲットするには「１０時打ち」

花嫁のれんの指定券が取れればよく、ほかの行程は自分だけで決めたい、という
場合は、ＪRのみどりの窓口や、えきねっと（東日本）で申し込むのがよい、というか
ほかにはないとも換言できます。
あとは旅行会社に知り合いがいらっしゃる方なら、それに頼ってもいいでしょう。

その際の必須要件は　１０時打ち　もちろん１ヶ月前の発売日ですよ。

えきネットの場合、１０時に予約操作に入っても、１号、２号では、無情にもこんな画面
が・・・
　ある日の「2号」　発売初日

運がよければ・・・・
　同じ日の「4号」　発売初日

空席はありますが、それでも　△　です。

当然ながら花嫁のれん　にはグリーン車も喫煙車もないので、「普通・禁煙」欄だけ見ましょう。

ひきこもりテツの経験上、この欄が○だったことを、みたことがありません。
個人的には、おそらく、１ケタの席数分しかないと推測しています

しかしながら、個人購入の場合、１～３号にくらべて４号の指定席が比較的とりやすいというの
は、ネットでの通説になっていますね。

ちなみに、ひきこもりテツ　は　いささかの旧聞で申しわけありませんが、ことし１月、
えきねっとの１０時打ちで、１号を　３席ゲットできました。


車内イベントで素晴らしい演舞披露された　
加賀能登新古典振興協会　加能座の村田座頭さんと

とはいえ、２号車の　５Ａ、５Ｂ、６Ａという　１列向かいあわせと、その背中合わせの１席と
いうものでした。６Ｂは、金沢市内のすでに会社をリタイヤした男性で「たまたま取れた」との
ことで、「お食事」の予約されており、お一人の初乗車を楽しんでいらっしゃいました。

ひきこもりテツ　は、おまけに、気多神社への初詣と、千里浜なぎさドライブウエーに行く予定
にしていたので、羽咋までの指定券をとっていました。

羽咋で降りたあとの記事は　こちら

よって、「お食事」は体験してません。

この時点で、ひきこもりテツは、花嫁のれん１号の一般売りは、多くても６席・・・と確信しま
した。（未確認情報です。ご注意下さい）
乗車しない日で、何席空いているのか事前に試しておくのも、個人的にはアリかなと思います

上掲のえきねっとは、「本物」の予約状況の画面ですが、△になっている、花嫁のれん４号で最大
６枚までとされている席数の範囲内で、大人で２、３、４、５、６枚と徐々に増やしていってみる
と「座席が離れても良い」にチェックを入れなくても、６枚まで行けてしまいました。

もちろん既述の、ひきこもりテツ　のような奇数人数では２人向かい合わせ＋ひとり背中合わせで
他人と対面・・・とかもあるでしょうし、４人でもボックス席（「○○の間」のような個室）とい
う保証はないことも充分考えられます。

間違っても予約完了画面に行かないように気をつけながら、実際に乗らない日で空席の有無を
調べたり、試してみることもやってみてもよい思います。

なお、花嫁のれんは、ＪＲ西日本管内は走るＪＲ西日本も列車です。一方、えきねっとは東日本の
システムですから、西日本の「５４８９」とは、予約ルール、画面は異なりますから、ご自身で
お確かめくださいませ。


花嫁のれん４号を狙え！
では、花嫁のれんは、列車によって指定券（フリー枠）がとりにくい、とりやすい・・・がある理由を
上掲の時刻（ダイヤ）をみて、推測してみましょう。

個人旅行も、ツアーでも、移動に充てたい時間帯ってのは同じですが、個人よりも観光や食事に
おいて制約が出てくるのが、団体さんであり、募集型のツアーです。

１号：東京から早く出立した方、金沢市内で１泊した方がチェックアウト後に乗るには絶好の
　　　時間帯です。オプションの「お食事」もおやつ程度ですから、ツアー会社にとっても昼色
　　　メニューを軽くできるので好都合。

２号：和倉温泉チェックアウト後、ちょいと観光させて乗り込み、昼飯を車内で済ませ金沢市
　　　内半日観光と・・・ツアー会社にはもってこいの時間帯

３号：２号とは逆パターンで、和倉温泉にツアー客を送り込むには好都合。個人客も同様。

４号：ツアー客を金沢市内のホテルに送り込むにはやや遅い時間帯で、チェックインだけの
　　　ために駅前に貸切バスを手配するのはコスト高になる。

以上のことから、ひきこもりテツは、花嫁のれん４号は、ツアー会社が抑えている枠は少な
いものと推測しました。


羽咋駅を出発した　花嫁のれん１号（後追い）

それにしても、非電化区間の、もっぱら普通列車に使われているキハ４０系（キハ４８）
を改造して、内装を豪華っぽくしたからといって、いきなり「特急」にしたててしまう
のは、いかがなものかと思いますけど。
さしづめ「遜色特急」ですかね。


キハ４０　函館本線　銀山　（極寒地仕様）

以上、ひきこもりテツ　の記事をちょっとだけ参考にして、指定券を確保してみてく
ださい。成功をお祈りいたしております。

なお、目的不成就時でも、ひきこもりテツ　は免責とさせていただきますので、あし
からずご了承くださいませ。​​​​​​​​​​​​​​​​​