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テーマ:コーラス(2686)
カテゴリ:〔姿勢〕
練習中よく言われる言葉。「肩の力を抜いて」「喉に力が入っているよ」「首がかたい」などなど。
確かにこういった部分に力が入っていると声がかたくなってしまいますし、音の柔軟な動きに対応することも難しくなります。 歌う前に柔軟体操をし、指摘されるたびに体も動かしてるんだけど、歌っているうちにかたくなってしまって・・・という経験をされている方は多いのでは? 喉や肩に力が入りやすいのはたいてい 1.高音を出す場所 2.フォルテで歌う場所 3.ピアノで始まる場所 であることが多いです。今度歌うときに確かめてみてください。 力の入りやすい場所がわかったら対策を立てましょう。 【その1】わざと力を入れてみる 不思議なもので、私たちは「力を入れる」ことは簡単にできても「力を抜く」のはわりと難しく、どんな状態が「力が抜けている」というのかなかなかつかむことができません。 そこで、そのことを利用して力が入りやすい場所にきたらわざと喉や肩に力を入れて歌ってみます。 そうやって「力が入った」状態を確認しておきます。次から歌うとき同じ状態にならないように気をつければ相対的に「力が入っているのか」「力が入っていないのか」を自分で判断することができるようになります。 ぎゅっと力を入れてすぐに抜くと、状態がよりはっきりわかります。 【その2】他のところに力を入れてみる その1の方法では「状態は確認できるがやっぱり力が入ってしまう」という方は、この方法を試してください。 力が入りやすい場所にきたら喉や肩に意識を向けるのではなく、他の部分に力を入れてみるのです。 力を入れる場所としては重心を安定させられる腹筋、背筋、臀部、太股あたりがいいでしょう。 腹筋を外へ広げるよう力を入れてみる、姿勢を正すように背筋を縮めてみる、臀部や太股の筋肉を引き締めてみるといったように、意識を肩や喉以外の部分に向けてみるわけです。肛門を引き締めるというのも結構効果があります。 このほか、より胸を張るようにするとか、両腕を脇から離すように少し広げてみるという方法をとっている人もいます。ご自分にとって一番意識しやすいところの力を入れてみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 8, 2006 11:15:53 AM
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