2008/03/27(木)12:18
〔指導される方のために〕時間を守る
前回に続き、指導者編です。
今回のテーマは「時間を守る」です。
「何を当たり前のことを」と思われるかもしれません。
しかし、まずはこれが基本だと考えてください。
時間を守れない指導者は多いです。
人数が集まっていないと「もうちょっと待ってみようか」とか、もう
少し練習したくて「あと15分だけ」とか・・・。
気持ちはわかるのですが、遅れてくる人を待っている合唱団は時間を
守っていた人までが遅れてくる合唱団になってしまいます。
また、終了時間が延びてしまうと「早く終わってほしい」という気持
ちになる人が増えてきて、指導者の思いが伝わらないばかりか、後に
予定のあるときは初めから欠席してしまう人も出てきます。
授業や会社の研修などで時間が延びたとき、どのような気持ちになる
かを考えてみると、終了時間を守ることの意味がおわかりいただける
と思います。
いくら歌うのが好きな人でも、またどんなすばらしい指導を受けても
「時間を延ばしてまで練習してもらってよかったな」という気持ちに
は不思議とならないのですね。
演奏会直前など特別な事情があるときは多少のズレもやむをえないで
しょうが、極力決められた時間に始まり、終わることに注意していた
だきたいと思います。