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本当に意図していなかったのに、またまたお風呂と猫絡みの本です。
こういうのを「引きが良い」って言うのでしょうか(笑)。 でまぁ、その引きの良さの作品、それが『かぼちゃスープのおふろ』。 主人公が先にも書いたように、猫。 そして、くま。 で、アルパカの3人組。 なぜ、ここでアルパカなんだ!と突っ込みたくなります。 確かにアルパカは可愛い。 だけど、猫、くま、と来て「アルパカ」というのはもうそれだけで事件が起こりそうな予感がするほどの設定のように感じました。 さて、この3人組。 遊びすぎてお腹がペコペコ。 帰宅の途につくことにしましたが、猫さんがお腹の空きすぎにより「近道をしない?」と提案。 そこで、いつもとは異なる道で3人は帰っていきます。 が、その道なりにあったのがかぼちゃのスープのお風呂。 ここには注意書きの看板がありました。 「決して、飲まないように」 と。 この看板を目にした時、ふとイメージしてしまったのが宮沢賢治の「注文の多い料理店」を思い出してしまいました。 こちらの3人組はお腹が空きすぎてたのでうっかりと飲んでしまいます。 そして、事件です。 3人は事件が起こった後、とぼとぼと家に向かいます。 そして、再びスープのお風呂に出くわします。 事件の解決を試みるべく3人はお風呂に入ります。 で、解決しないんですねーーー。 とそれを繰り返すわけですが、いやーーー、エンディングがシュールすぎる! よく言えば、物語の続きを読み手に考えさせる……ということになるのでしょうか。 そうなると、ミステリーの解決編が欲しいものです。 ただ、このシュールさはかなり笑えます。 3人組の表情がいいんです。 これを手にした人はこの作品をどう捉えるのか、一度語り合いたいくらいです! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年05月10日 07時00分10秒
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