「自分を透明にすることです。
偏見があって「ここが凝っているはずだ」とか思っていると
それ以外の身体の小さなサインを見逃してしまうんです」
とは、マッサージの先生と話していたときに
出てきた言葉でした。
また顎関節症、再発中。
首と肩が凝りすぎて、お口が開かなくなるやつです。
(筋肉はつながっているのであります)
(昨日たこやきに果敢に挑戦したが、やはり一口では無理であった)
で、幸運ながらとても腕のいい方が近くにいらしたので
先日、まだ2回目ですが行ってみまして
そのときの会話。
腕の違いって、どういう違いなんだろうなぁって思って
施術してもらいながら、いろいろ聞いてたときなんですが。
つづき。
成長は、どれだけ真摯に勉強、研究しようと思っているか。
自分とか相手とか、そういうのがあるとだめらしい。
そういう垣根を取っ払わないとならない。
自分も人間だから、疲れたとかここが痛いとか
嫌だなぁとかそういうのがあると、相手のことがわからない。
だから、自分を無にするとか、かっこいい言い方は
いっぱいあるかも知れないけど
私は、「自分を透明にする」っていう言い方が
一番しっくりきますねぇ。
と。
冗談なんかも言ったりしながら
リラックスした雰囲気でやってくれる方なのですが
さらりとこんな話をしてくれて
あれ、これは、かなり深いなぁ、と。
「わ~...
それって、かなり深いですね。
むずかしそう」
と私が言いましたら
「でも、そこを目指さなきゃなんですよね」
と、おっしゃっていました。
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何かを学ぶときに
相手のことを知りたいときに
自分を透明にすると、その大事な小さなサインに気づけるらしい。
あ~、私、きっとできてないなぁ。
「なんでうまくいかないんだろう」とかいろんなこと考えて
「自分、自分」ってなってる気がするな。
って、思いました。
自分を透明にする。
すごくレベルが高いです。
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(オマケ)
「透明人間」という歌がありまして
「東京事変」というバンドの歌なんですが
透明人間さんが恋した女性のために
歌っていると思われるような
椎名林檎さんの作詞しているその歌詞にこんなフレーズが。
「あなたが笑ったり飛んだり
大きく驚いたとき
透き通る気持ちでちゃんと応えたいのさ」
この歌詞を書いたとき椎名林檎さんには
わかっていたのかなぁ。
受け入れたいものに対して自分の心を透明にするっていうその感じ!
う~ん。偶然かもしれないけど
もし本質的に似たようなことを感じていたのだとしたら
ちょっとすごいな!