飛騨ふらい工房

一部の人たちの間で今話題沸騰しているのがサバメシ。
電気もガスも調理器具も何もないサバイバル環境下で
どうやっておいしいご飯を炊くか!!
新聞紙上やweb上で大反響になっているテーマです。

そんな重要な問題に取り組んでいるのが国際サバメシ研究会
ブログもありましてサバメシ記念館 2006 weblog
現在サバライフ（非常食生活体験）公開実験の募集を行っているようです。
興味ある人は実験に参加してみましょう。

ところでサバメシなんですが、
ボクも実験してみました。

やりかたは国際サバメシ研究会のＨＰに６ページにも及ぶ詳細なマニュアルが
ＰＤＦファイルでダウンロードできるようになっています。
とても簡単なので是非やってみましょうネ。サバメシ。
これは日本国民の義務です。



材料はこれだけ。
ビールの空き缶２つ（ボクの場合発泡酒・・・国際サバメシ研究会でも発泡酒でした）
1000mlの牛乳パック３枚。
お米0.8合
お水同量

空き缶は２つとも缶切りで上部をくり抜いておきます。
コンロになる方の缶の下部に２箇所空気取り入れ口。
上部２箇所に燃料補給口をあけます。
詳しくは国際サバメシ研究会のＨＰを見てね。



缶の中に0.8合のお米を研がずに入れて
さらにお水を同量いれます。
アルミ箔でぴったりとフタをして、
コンロの缶の上に置きます。

これで準備完了。



牛乳パックを短冊状に切ったもの。
これが燃料になります。
つまり薪の代わり。

これを燃料補給口から４，５本投入して、
下の空気取り入れ口からライターで点火します。
あとはドンドン薪をくべるように牛乳パック燃料を補給していきます。

メンドクサイ??
とんでもありません。
ウットリするほどステキな作業です。
リズミカルに補給していくのがいいようです。
ご飯が炊き終わるまでの所要時間は２５分。
計算すると４秒に１本の燃料を投入することになります。

ボクの場合こうです。
１秒　一本つまむ
２秒　ひねる・・・こうした方がコンロ内で燃料が重なりにくくなります。
３秒　投入
４秒　休む
つまり　パッ　キュ　ポン　フ～
このパッキュポンフ～を２５分間続けます。
おいしいオマンマのためです。



美しくも単調な作業が終了しました。
ジャスト２５分で燃料が無くなりました。

１５分ほどむらしてアルミのフタをとると・・・

ちょいとおこげの香りとともにお釜で炊いたような
懐かしのご飯のニオイ。
飯粒が立ってます。

これネ。
実はメチャウマです。
毎日これでもいいなぁ。

奥様の一言『飯ごうで炊いたご飯よりもおいしいし～・・
芯もないし・・とっても甘～くて・・（長いので以下はカット）ダネ!!』

天災とかウチを追い出された時とかに役に立ちそうです。
でも平常時には牛乳３本とビール２本飲まないとご飯食べれないので、
ご飯前にお腹タポタポになっちゃいそう。