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こんなニュースが
JR西日本天王寺車掌区の区長ら43人が、福知山線脱線事故発生の約3時間後 から親睦ボウリング大会を開いていた問題で、JR西日本は5日、大会の参加者 全員が事故の発生を知っており、13人は死傷者が多数出ていることも認識しな がらボウリングを続けていたことを明らかにした。 ・・・とのこと。何だかやるせない気持ちになった。 鉄道会社だからかなり特殊な事例かも知れないけど、メーカーでたとえると 「自分とこの工場が爆発して、近隣の住民に多数死傷者がでた。その事故当日 別の工場の人々がそれを知りながら、親睦のためにボーリングをしていて、 その人々の一部はさらに懇親会とか開いている」って感じだろうか。 親睦ボウリングはもともと予定していた行事ではあるだろうが、他の車掌区の 話とはいえ、事故の知らせを聞いた時点(おそらく行事開始前)で中止すべ きことは明らか。 これでは亡くなった方々も浮かばれない。 こんなのは亡くなった方、怪我をされた方を冒涜する行為といわざるを得ない。 この問題に限って言えば、おそらくJR西日本という企業に属する人々の 想像力(例えば、自分の肉親が事故に遭い、亡くなったその瞬間に、JRの 社員がこんな懇親会を開いていたらどう感じるだろうか、という意識が欠如 している)の問題と言えるだろう。 (田中芳樹とかが「創竜伝」とかでメタメタにたたきそうなネタだなあ)。 でも、いろいろ考えてみると、そう批判している自分も、その種の想像力っ てないような気もする。割と「人の気持ちを考えない言動が多い」とか言わ れるし。僕もボウリングしたJRの人と同じ穴の狢かも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.05 18:04:20
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