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何とか浮上してきました。
とりあえず,8月の読了本。 『ユーゴ紛争はなぜ長期化したか』(千田善,勁草書房,1999年) 『なぜ戦争は終わらないか』(千田善,みすず書房,2002年) 『戦争広告代理店』(高木徹,講談社文庫,2005年) 『終わらぬ「民族浄化」セルビア・モンテネグロ』(木村元彦,集英社新書,2005年) 以上,ユーゴ紛争関係。特に『終わらぬ「民族浄化」』は,現場からのルポルタージュとして秀逸。 『あの戦争は何だったのか』(保坂正康,新調新書,2005年) 太平洋戦争の「失敗」の分析。成功体験の固定ではなく,失敗体験の徹底した分析からこそ,学ぶことが多いのは言うまでもないところ。黒野耐の『日本を滅ぼした国防方針』(文春新書,2002年)や『参謀本部と陸軍大学校』(講談社新書,2004年)など第二次世界大戦についても,ようやくそうした視点からの分析がなされつつあり,その系譜にある著作。 山田風太郎『柳生忍法帖』,藤沢周平『用心棒日月抄4部作』 再読。何度目かもう数えられないくらいの再読。山田風太郎と藤沢周平は,やっぱり偉大であるということで。 皆川博子『総統の子ら』(集英社,2003年) ドイツ人にとってナチズムとは何であったのかを,まるごと描いた傑作。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.31 18:23:56
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