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カテゴリ:宇宙関連
あまり書かれることはありませんが、おおいぬ座のシリウスには「全天で1番明るいこと」以外にもう1つの記録があります。
その記録とは、ずばり「東京スカイツリーから肉眼で見える中で、1番地球に近い」ということです。 天文ファンであればご存知かもしれませんが、地球から肉眼で見える1番近い星はケンタウルス座アルファ星(プロキシマ以外)です。 しかし、この星は南天に位置するので、東京では見ることが出来ません。 東京スカイツリーから見える中で一番近い星はへびつかい座のバーナード星ですが、この星は暗すぎて肉眼では見えないのです。 そんな中、シリウスは8.7光年離れていて、絶対光度(星を32.6光年離れた場所に置いた場合の明るさ)が明るい星です。 また、全天における位置もオリオン座の近くで、東京からは見えやすい場所です。 だから、シリウスは「東京スカイツリーから肉眼で見える中で」最も地球に近い星なのです。 なお、Twitterにも各種記事を投稿しておりますので、「hide05011026」、「hidetaka_1026」を検索していただければそちらも見られます。5g お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.02.01 16:46:49
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