ファステスト練習記---最初の一歩はここから
ここのところあまり体調が優れず、夜、ジャグリングの練習に向かう気にならない。花粉症のシーズンは、鼻が詰まってどうしても眠りが浅くなるから昼間大して動き回らなくても、体が疲れやすい。対策としては、突き詰めていくと眠りに向かう時間を多くするしかないわけだが、それには限界があるし。そんなわけで、今日は、この間(3月4日の日記 ジャグリング教室その36)書いておこうと決めたファステストの練習記。書き始める時点で、早くももう1ヶ月くらい経ってしまっているが、今はまだ記憶に残っているから大乗南拳。まずは、これとを眺めることから始めた。残念ながら、前者には練習法は何も書かれていなかった。そうなると、頼れる物は教本しかない。ワタクシは、ある新しいトリックの修得に挑むとき、どうしても行き詰まるまでは動画サイトとかを見て研究したりしないようにしているため、まずは教本に沿って練習するしかない。該当のページを見てみると、このような説明が。このトリックを練習する前に、まずは2in1の平行(コラム)バージョンをすべてクローキャッチで行う練習をして下さい。片手で2つのボールを平行にすべて上からキャッチしてそのまま投げ上げるのです。この練習を両手で行います。左手(利き手でない方の手)も少なくとも10キャッチ以上できるようにして下さい。(要点を抜粋したり、表現を若干変えたりしています)ふむふむ、なるほど。クロー・コラムの2in1ね。これすら一筋縄ではいかない気がするね。過去の経験上、上級トリックにいきなり挑戦してもできるわけがないことがわかっているので、まずは地道にこの基礎練習だ。急がば回れ。右は以前からときどきクロー・コラムで投げたりしていたし、ピアニスト修得に向けた練習の相乗効果もあって、ちょっと練習したらすぐに50キャッチくらいまでは到達したが、左はちょっとやってみたら全然できないことがわかって、早くも暗雲が立ち込めた。・・・だけにとどまらず即座に雷すら鳴り始めた。なぜ左のクロー・コラム2in1ができないのか、右と対称にしながら深く分析することから、ファステストの修得に向けた練習は始まった。(つづく)