東村山グルメ日記

2007/10/13(土)17:33

定番メニューが旨い中華料理屋

中華料理(254)

 ひと昔前まで中華料理の定番メニューと言えば、ラーメン、炒飯、餃子だった。でも最近はラーメン専門店が増えたため、わざわざ中華料理屋でラーメンを食べる人は減っている。となると、現在の中華料理の定番メニューは炒飯と餃子ということになる。だけど、この2つが美味しい中華料理屋って、なかなかないんだよね。  そう思っていた時に、ネットで知り合った方から「炒飯が美味しいお店があるのでぜひ行ってみてください」という内容の情報をいただいた。「これはぜひ行かねば」と思い、カミさんと子供を連れて行ったのが今回紹介する中華料理屋「栄華」だ。  場所は久米川駅南口を左に出て、西友と書店の間の道に入る。真っ直ぐ100メートルほど進んだ先の左側だ。  情報では「炒飯」(650円)のほか、「タンメン」(650円)と「固焼きそば」(650円)が美味しいとのことだったが、カミさんは「五目焼きそば」(750円)を注文。私としては「タンメン」か「固焼きそば」を注文して欲しかったのだが、取材協力を無理強いしても仕方ない。私は「五目炒飯」(750円)と「餃子」(480円)を頼んだ。  しばらくして「五目焼きそば」と「五目炒飯」がやってきた。  お恥ずかしい話なのだが、今、この記事を書きながら改めて炒飯の写真を見て、私は「アレ?」と思った。お店では「五目炒飯」と思って食べたけど、よく見るとカニがたっぷり乗っている。私はメニューを写真に撮っているので、それを見てみると、「五目炒飯」のすぐ上に同じ値段で「蟹粉炒飯(カニチャーハン)」という文字が……。 「ひょっとしてコレ、蟹粉炒飯かも」  確認していないからわからないけど、「五目炒飯」でこんなにカニが乗るのも変だよね。何で出てきた時に気が付かなかったんだろう。いやあ、お恥ずかしい限りです。でもこれが「五目炒飯」である可能性もわずかながらあるので、近いうちにまたこのお店に行って確認します。 「五目炒飯」か「蟹粉炒飯」かはともかくとして、まあ見てくださいよ、この1粒1粒が光っている炒飯を。このテカりはもちろん油であり、これだけ1粒1粒光っているということは……そう、ご飯がパラパラということ。軽く醤油の入った炒飯は情報通り、旨い。いろんな具材が細かく刻まれて入っているのだが、中でも肉が旨い。おそらく叉焼を刻んだモノだと思うけど、ご飯と一緒に噛み締めるとたまらないね。唯一、不満な点は量。あっと言う間に食べ終わって、お代わりしたくなっちゃったよ。量がもう少しあるとうれしいなぁ。  カミさんが頼んだ「五目焼きそば」は子供が食べることをお店の人が配慮してくれて、柔らかく仕上げてくれていた。「五目焼きそば」というと、あんかけタイプを思い浮かべがちだが、このお店は以前に紹介した「新々飯店」同様、焼きそばの上にいろんな具を乗せたタイプ。これはこれで、なかなか美味しかった。子供も大喜びで食べていたしね。  で、食べている途中に餃子が運ばれてきた。焼き色はなかなかいい感じでしょ。味がまたいいんですよ。あんは野菜中心なんだけど、生姜が効いていて旨い。ひき肉がもう少し入っていて肉汁がジュワッと出れば完璧に私好みだけど、皮も旨いし、「また食べたい」と思わせる餃子だ。  定番メニューが旨い中華料理屋がこんな身近にあったとは……まさに「灯台下暗し」。他にも気になるメニューがあるので、「五目炒飯」の確認を兼ねて、近いうちにまた行ってみようと思う。 【DATA】 住所:東村山市栄町2-4-14 電話:042-393-6488    ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「栄華」は残念ながら2006年7月に閉店しました。

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