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東村山グルメ日記

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マサ@東村山

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2006年08月31日
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カテゴリ:和食全般
 東村山の飲食店の中で、秋津のケーキ屋「ロートンヌ」と並んで全国的に知名度が高いのが、今回紹介する「草門去来荘」だ。何しろ「紅虎餃子房」や「万豚記」などの飲食チェーン店を手がける「際コーポレーション」の社長・中島武氏の実家を改装したモノだから、3年前のオープン当初から人気で、テレビにも何度か登場している。
 これほどの有名店なのだが、実は私、行ったことがなかった。「行きたい」とはいつも思っていたのだが、どうも敷居が高くてなかなか行けないでいたのだ。また、「1人で行くのもちょっとなぁ……」と思っていたので、「行きたい、行きたい」と思いつつ、「また今度」と先延ばしにしていた。

 しかし「東村山グルメ日記」と名乗る以上、このお店を取材しないのはおかしい。読者の方からも「あのお店はどうなんですか?」という質問が過去に何度か来ている。
 というワケで、ようやく先日、ランチタイムにカミさんとともに行ってきました。例によって、赤ちゃんをお義母さんに預けてね。

 場所はまず八坂駅を出て府中街道を左に進み、最初の信号交差点である変則6叉路へ。これは府中街道と江戸街道、野火止用水道が交わっているのだが、右折して野火止用水道に入る。真っ直ぐ進み、西武国分寺線の踏み切りを越えると、すぐ右側にある。

草門去来荘

 見てくださいよ、いきなりこの門ですよ。「東村山にこんなお店があったの?」って誰もがビックリですよ。

風格のある看板

 大体、この看板だもん。風格あり過ぎ。私は食べ物屋さんだと知っているからいいけど、知らない人が見たらきっと、「何、コレ?」って感じだろうなぁ。

門をくぐると竹林

 門をくぐると涼しげな竹林。石畳の道が延びているだけで、建物らしきモノは見えない。中島社長の実家を改装したモノということだが、「どんだけ広い実家なんじゃい」と貧乏サラリーマンの私は突っ込みたくなる。カミさんはと言うと、「ステキねぇ」と雰囲気に感心しきり。
 石畳の道を進むと、ようやくお店が見えてきた。

これがお店

 デカいなぁ。木造の建物なのだが、まるでお寺のように天井が高い。でも庭に雰囲気に合っていて、違和感は全くない。
 お店に入ると、作務衣のようなモノを着た店員さんが丁寧に応対し、席まで案内してくれた。庭の見える座敷と、広間のテーブル席が空いていたのだが、私たちはテーブル席を選択。庭を見ながらの方がいいかなぁとも思ったんだけど、この時は天井の高い広間の方が雰囲気がよく見えたんだよね。それに広間からも庭は見えるからね。

 このお店のランチタイムメニューは「草門懐石コース」(5800円、8000円、1万2000円の3種類)と「お楽しみお弁当」(3500円)、そして平日限定の「特別昼懐石コース」(4500円)……となっている。予想通り、高い。私とカミさんは当然のごとく「お楽しみお弁当」をチョイスした。

 しばらくすると、店員さんがフタの付いた大きな箱を持ってきた。どうやらこれが「お楽しみお弁当」らしい。「フタをお開けください」と店員さんに促されて開けてみると……。

お楽しみお弁当

 ほほぅ、ちゃんと懐石料理になっているじゃないの。量的にはちょいと寂しいが、見た目は美しい。
 店員さんは味噌汁の椀を置くと、次に大きな丼みたいな器を中央に置いた。

大きな器に入った香の物

「香の物でございます」と言われて、のぞき込むと確かにナスとウリの漬け物が入っている。あざとい演出だが、お店の雰囲気には非常に合っている。
 じゃあ、そろったみたいだから食べますか。

大根の味噌汁

 まずはお味噌汁から。おっ、大根の味噌汁ですか。うん、旨い。というか、この雰囲気の中で食べたら、よほどマズいモノじゃない限り、どんなモノでも美味しい食べられると思うなぁ。

 お弁当の中身について、店員さんが1つ1つ解説してくれたのだけど、実はあんまり覚えてないんですよね。うろ覚えながら説明すると……。

生姜ご飯 翡翠ナス

 ご飯は生姜ご飯で、確か「モチ米が少し入っている」って言ってたと思う。生姜の香りと味がほのかにして美味しかった。お代わりしたかったなぁ。
 右は翡翠ナス。「翡翠ナス」という種類のナスを使っているワケではなく、翡翠のようなキレイな色合いに煮たナスという意味らしい。

スズキの焼き物 メジマグロの刺身

 焼き物はスズキ。刺身はメジマグロ。

鮎の天ぷら 煮物

 鮎の天ぷらは「頭から食べられます」というので、ガブッといってみた。多少引っかかるモノはあったが、骨まで食べられた。鮎らしい爽やかな苦味があり、美味。カミさんは骨を残しながら食べていた。せっかく食べられるのに、もったいないなぁ。
 煮物はレンコン、ナス、さつまいもといった野菜だけでなく、鴨肉も入っている。面白いのほおずきが入っていること。飾りかと思ったら、これも食べられるとのこと。中の実を食べると、一瞬、酸味がフワッと広がるが、後からほのかな甘みが舌に伝わり、旨かった。

山芋を使ったデザート

 食後のデザートは山芋を使った淡雪。お皿の下には抹茶ソースが敷かれ、淡雪の上には小豆がかわいく乗っている。食感はまさしく山芋で、何とも不思議な味。甘さ控えめでアッサリしていて、このお弁当の締めにピッタリと言えるかも。


 普通のお店でこの料理が出てきて「はい、3500円です」と言われたら、ちょっと納得いかないけど、この雰囲気なら納得。何しろウチのカミさんときたら、「外の世界と全然違って、ここが東村山だってことを忘れちゃう」と終始ご機嫌だったからね。「ココ、絶対誰かを連れて来たい」とカミさんが言ってたように、確かに誰かを連れて来たくなるお店であり、「誰かをもてなしたい」と思った時に真っ先に候補に挙がるお店だと思う。
 お金に余裕がある時に、今度は懐石コースを食べてみたいなぁ。



【DATA】
住所:東村山市富士見町1-1-7
電話:042-390-5288
営業時間:午前11時半~午後2時(ランチ)
      午後5時~9時(ディナー)
駐車場あり





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最終更新日  2007年10月14日 23時48分02秒
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