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テーマ:●食べた物の画像♪(84962)
カテゴリ:そば
そば屋に入って、「そばと天ぷらの2つを味わいたい」と思ったら、2つの選択肢がある。1つは天ぷらそば、そしてもう1つは天もり(または天ざる)だ。
天ぷらそばは、かけそばの上に天ぷらが乗ってるワケだから、コロモが最初から柔らかく、グシャグシャになる。そこがまた旨いんだけど、天ぷら本来のコロモの食感を味わうなら、やはりそばと天ぷらが別々の天もり(または天ざる)の方がいい。 でも完全に別々じゃない天もり(または天ざる)もある。これはこれで面白い味わいになるのだ。 そんな天もり(または天ざる)が味わえるのが、武蔵大和駅からバス通りを東村山駅方面に進んだところにあるそば屋「巴屋」だ。 たまたま通りかかって、「そばと天ぷらを食べたい」と思ったから入った私。「天ぷらは天ぷらとして味わいたい」と思い、「天もり」(1000円)を頼んだ。 しばらくして運ばれて来たのが、こちら。おおっ、天ぷらがたっぷりじゃない。うれしいなぁ……あれれ、つゆが1つってことは、このつゆでそばも天ぷらも食べるってことなんだ。うーん、できれば別々が良かったなぁ。 第一、添えられている薬味をどう使えばいいの? 天ぷらの盛り合わせが入っている方の隅に、薬味が添えられているのだが、天ぷら用として大根おろしと生姜、そば用としてワサビとネギがある。まさか全部入れるワケにはいかないよね? さてどうしたものか……と考えた末、私は天ぷら用の薬味をつゆに入れ、ワサビはそばに付け、ネギはそばを食べたあと、口に放り込むことにした。 そばはちょい細めかな。つゆに少し付けてズズッとすすると……あれ? つゆが甘い。もともとのそばつゆが甘いのか、天ぷら用に甘くしているのかはよくわからないが、少し付けただけでは物足りないことだけは確かだ。 では、ザブンとたっぷり付けてズッ、ズズズ……この方がずっと旨いや。もともと私は辛いそばつゆにちょこっとだけ付けて食べる関東スタイルは苦手だったから、どっぷりと付けて食べるこの食べ方にすぐ馴染んでしまった。 天ぷらはエビが2つもあり、ボリューム満点。つゆに付けて食べるたびに、天ぷらコロモが落ち、油がつゆに浮き、つゆの味が変わっていくんだけど、それがまるで天ぷらそばを食べているみたいで、妙にいいんだよね。 全部食べ終え、つゆをそば湯で割って飲むと、それはもう天ぷらそばのつゆそのもの。 そばはそば、天ぷらは天ぷらのつゆでそれぞれ味わいたいという人にはダメだろうが、こういう天もりも私は「アリ」だと思うなぁ。 【DATA】 住所:東村山市廻田町3-10 電話:042-391-6349 【このお店に関する過去の記事】 *2006年01月31日「東村山鍋焼きうどん選手権エントリーNO.3」 ★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月01日 10時36分15秒
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