東村山グルメ日記

　家の近くにあって、ずーっと気になっていた和菓子店に先日、思い切って入ってみた。それがこのお店。



　久米川駅北口の和菓子店「香林庵」だ。
　場所は久米川駅北口を出て左に進み、交番と駐車場の間の道に入る。左側に「パチンコ大学」があり、居酒屋「小千谷」があり、それらを通り過ぎて少し歩くと、左側に見えてくる。
　看板の篆刻といい、「昔からある和菓子屋さん」という感じで、それがかえって入りにくい雰囲気を出していたんだよね。

　お店に入って、まず目に付いたのがコレ。



　和菓子店なのに洋菓子っぽいし、名前も「モンパ」って一体ナニ？　と思ったワケですよ。しかも……。



　ナント、明治神宮に奉納された「献上銘菓」なのだという。気になるでしょ。

　気になると言えば、個人的にすっごく気になっていたのがコレ。



　きんつばなんですよ。私はきんつばが大、大、大好きなんです。しかもコレ、「栗入り」なんですよ。



　というワケで、私が購入したのは、「モンパ」（１１６円）のママレードとバターチーズ、そして「栗入りきんつば」（１５８円）。
　では、「モンパ」からいただきますか。



　これは「モンパ」のママレード。すごく軽くて、表面に少しだけ固さはあるものの、全体的には柔らかい。何だかこういう洋菓子、見たことあるような気がするなぁ。



　食べると、ふわっとした食感とママレードの爽やかな酸味と甘みが口に残る。全体的に甘さは控えめで、旨い。



　こちらは「モンパ」のバターチーズ。ママレードより隙間がある。



　食べると断面はこんな感じ。隙間があったのは、しっかりとしたバターチーズが挟んであったから。こっちの方が味わいがハッキリしていいかもしれない。



　さてさて、いよいよお目当ての「栗入りきんつば」の登場だ。小さいのにズシッとくる粒あんの重み。これがたまらないんだよね。



　食べてみると……おっ、栗は丸ごと１個入っているワケではなく、細かくクラッシュして粒あんに混ぜているようだ。
　エッ？　この断面じゃよくわからないって？ 　じゃあコレでどう？



　これなら栗がわかるでしょう。
　この「栗入りきんつば」は旨いです。粒あんのくどくない甘さが最高。栗もいいアクセントになっている。

　いやあ、私の世代は「くりきん」と言えば、「大都会」が大ヒットした「クリスタルキング」なんだけど、今後、私にとっては「くりきん」と言えば「香林庵」の「栗入りきんつば」だね。「栗きん」最高！



【ＤＡＴＡ】
住所：東村山市栄町１－１－９
電話：０４２－３９３－７０５９
定休日：火曜



★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。