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![]() 前からのニックとの約束だったらしく(ぼくが忘れていたにすぎない。るる説明を聞くと思い出した)、都心の「サイアム・オーシャン・ワールド」@サイアム・パラゴンデパートという水族館に行くことになった。昨日ザモールでピラクルーを見たばかりで、オーシャンワールドでももっと大きなピラルクーに再会できたことになる。 デパートの地下二階をぶち抜いた水族館なので、それほど広大な敷地が望めないのであるが、都心にある手軽な水族館としては、非常に楽しめた。ニックは4,5回来ているという。もちろん、ぼくはお初である。 ![]() 終わりに、水族館のみやげ物売り場で、歌姫の誕生日が近づいているので、安い買い物をした。そのとき、ニックは禁を破って、風船(細長い風船30本と空気ポンプのセット)を買った。「禁を破って」と言ったのは、水族館に行く前に、母親とニックとの間に硬い約束があったという。それは、おもちゃ類は絶対に買わない、という約束であった。パラゴンのおもちゃ売り場を通り過ぎたときは、まったく問題なくスムーズに行ったのだが、水族館の興奮の後には、その約束忘れてしまったようで、風船はおもちゃではない、という理由にならない理由をつけて、母親は買ってしまった。ぼくは、そういうものの買い方は大嫌いだ、と咎めた。しかし、帰宅してからのニックの行動を見て、ぼくが間違っていて、母親が正しかったことを痛感した。 ニックは、セットの袋に入っていた犬、鳥、ネズミ、キリン、蛸などの作り方(ぼくは折り紙でこの「作り方」については劣等感を持っていた)を見ながら、何度も試行錯誤をして、鮮やかに上の動物を作ってしまった。特に蛸は3本の風船が必要で、それを組み合わせ作るのであるが、ぼくにとっては、とんでもない複雑な工程のような気がした。ニックは午後10時ごろ、作ってしまった。ニックは、完成してはぼくに見せに来る。「コイチアンクルゥ ジラフ」などと英語で表現してくれる。心から拍手を送った。 ![]() 放っておくと、朝まで動物を作りかねないので(天才というものはそういうものであろう)ぼくは、午後10時を回った段階で、ベッドで寝るように促した。案外、素直に、うなずいて、素っ裸になって、ここでストリップダンスを一踊りして、ジャージャー、シャワーをかぶり、タオルを出してやっているのに、ぬぐわないで、直接ぼくのTシャツを着て、ベッドに飛び込んだ。TVを少し観て、いつしか寝てしまった。ほんとに手のかからない子である。 母親は、帰宅するなり、体調が悪いので、ニックをぼくに預けて自宅に帰宅してしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.11.28 13:15:50
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