|
カテゴリ:カテゴリ未分類
TH国では、総選挙運動の真っ最中。6月3日に勝負が決する。 二大政党プエタイ(赤シャツ派 議会第1党)と民主党(黄シャツ派 第2党他の政党と組んで政権を執っている。 すでにお話したように、プエタイは、前首相ドクター・タクシンの最も若い妹を党首にとして、美人で実業家としても大金持ちの彼女を押立て運動を展開している。プエタイが政権に復帰すれば、全首相に特赦amnestyを発令して、彼(兄)を帰国させること、TH政治史上最初の女性首相の実現が見込まれている。民主党は従来通り、成長路線を取り続けるということである。 世論調査では、プエタイ党が健闘しているとのことで、民主党は苦しく、プエタイは第1党を堅持するだろうということである。だからといって、プエタイが政権に復帰するということは難しいだろう。単独では、過半数の議席が取れないからである。そこで、連合ということになるが、プエタイと手を組む政党は少なく、今日の新聞では1党だけあるとか書いてあったが、それも怪しい。それに対して民主党は、現在もそうであるが、いくつかの政党と連立を組むことが確実にできるので、政権は移転しない、という報道である。 昨日、食事に、もう常連になってしまったが、近くのイチバ「サイソン」(SaisongMarket)に行って食事をした。それほど大きいイチバではないが、グロッサリーやレストラン(屋台のようなもの)がたくさんあるのが嬉しい。帰り道、(サイソン) イチバよりもさらにちっぽけでハンブルなイチバが道端にあった。まるでどこかの貧相なバザーのようなイチバである。ここに立ち寄ってみた。Nさんは、顔をそっと横に振って、二度と来ないわ、と言っていたが、ぼくは面白かった。ここで小さな金魚2匹―50円ぐらい。読者はぼくを頭がおかしいのではないか?と思うにちがいない。じっさいそうだからしょうがない―と大根一本買って帰ってきた。 その道端に、選挙用のポスターがある。番号は政党番号で「1」はプエタイ(赤シャツ)、「10」は民主党である。案の定、Nさんは、「10」の前に立って写真を撮れと言った。ぼくはやはり「黄シャツ」に投票するのだなと思った。でも、彼女はもう一つの「赤シャツ」の写真をも撮っていたので、ほんとうはそう単純ではなく、どうなのかわからない。ぼくは文句無く「赤シャツ」のポスターの前で、投げキスをした。「赤シャツ」を応援してるかって?いや、そんな不純な動機からではない。赤シャツ派のキャンペーンガールは、れっきとした現職警官であり、この人の肌がとてもとても美しいという純粋な動機からである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|