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チークはタイ語ではマイサックMai Sakというのだそうである。タイ国の「国樹」と読んでもいいもので、下の引用から分かるように、材質は非常に硬い。ナンナさんのお姉さんのノイさんは3軒続きの大きな家に住んでいるが、その一つが総チーク作りである。またわが家の二階の床はどの部屋でもこのチーク葺きになっている。この上を歩くと、その硬さは一階の御影石の床に匹敵する硬さであるが、同時に樹独特の優しい肌触りを感じるのだから不思議である。 写真の実はチークの樹の実である。非常に珍しいものだそうだ。わがムラのゲートから入るとすぐにハンブルなグロッサリー(何でも屋)がある。そこに置いてあった物をナンナさんがもらってきたという。彼女も初めて見るという。 このチークの語源は、なんと南インドのケララ州の言葉マラヤラム語なのだそうだ。タイ国とケララがチークで繋がるとは思っても見なかった。日本の彫刻家藤原明さんが、優れた仏像・神像の木彫を探して歩いたらケララにたどり着いたと言っていた。ケララのヒンドゥ神の彫刻はすばらしい。その素材がチークである。ぼくの住むタイ国でも、チーク材の家具や彫刻がすばらしくかつ安い。今日はとても幸せになった。 数日前書いたことだが、そのケララにナンナさんと昌とGRIPケララ社の仕事で間もなく出発する。本日ビザとチケットを入手した。 チークの特徴 チーク(teak)は、クマツヅラ科の落葉高木の総称。 アジアの熱帯モンスーン気候地方に分布する。 材質は堅く、伸縮率が小さく、水に強いので、船舶・家具などの用材や建築材として広く使用される。 「チーク」という名前はインド南部ケーララ州の言葉マラヤーラム語の「thekku」に由来する。「チークノキ」ともいう。 南アジアから東南アジアの熱帯モンスーン気候地域に分布する。 樹高は30~40m。雨季には落葉して生長を止めるため年輪が形成される。ただしチークは生長に時間がかかる。(http://www.naturalserve.com/ngc/mokuzai/chiyku/から) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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