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昨日、トリバンドラム市の医学大学地域ガンセンターに本部を持つNPOケアプラスの子どもたちを訪れた。こことGRIPケララ社との面会のアレンジは、すべてプラビーンとナンナさんが行ってくれた。考えてみれば、外国人に依存したアレンジであった。それでいいのだ。
子どもたちは6人待っていた。スタッフはチェリアン医師をはじめショバジョージ(女性)、スタッフの長など数人。子供たちの後ろには母親が座っていた。ショバジョージがわれわれが支援している7人の子どものうち6人を一人ひとり紹介してくれた。とくに印象に残ったのは、白血病を克服して、通院の要がなくなった22歳の女性の奨学生(GRIPケララ社の)の紹介であった。不幸なことに、その家族白血病の家計らしく、それで家族が亡くなっている。奨学生のお母さんが来ていて、自ら白血病と闘いながら、娘の白血病の完治を嬉しそうにしていた。わざわざぼくらにお礼のために駆けつけてくれた。奨学生は現在大学でコンピュートロジーを勉強していて、テクノパークというIT特区(就職エリートともいうべき場所)の会社に就職の内定を得ている。 ぼくは、このような子が一人でも排出できれば、GRIPケララの奨学金がどんなに生きたものであったかを証明できたというものである。彼女は他の奨学生とともに、作文をマラヤラム語で読み上げてくれた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.08.06 00:19:27
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