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私が提唱する【引き算の健康法】の考え方を少しお話ししてみます。
20世紀は物質的な豊かさの時代でした。数え切れないほどの便利なものが提供され、その利便性を私たちは享受してきました。 「もっと便利に、もっと効率良く!」が合い言葉でしたね。 その結果として私たちはそのような物、そして知識がないと不安になるのです。 常に新しいものや情報に触れてないと不安感が取れないのが、現代人の特徴ではないでしょうか。 これが「足し算の文化」ですね。 自分の持っている発想、考え方を忘れ、マニュアルや与えられた情報からのみ得られる生活は、躍動感とはほど遠いですね。 テレビゲームなんかもその最たるものです。 自分で遊びを発想する、という視点からは大きく外れていると言わざるを得ません。 これが20世紀型、主として西洋型科学技術文明の「足し算発想」です。 これに対し主に東洋で熟成した瞑想とか禅などには、「引き算の発想」がもともとあります。 無の状態とかよく言いますが、瞑想や禅は、心に溜まった余分な情報を洗い流し、物質的な欲望に振り回されがちな不自由に気付く訓練とも言えます。 東洋思想では、物や情報が多いほどかえって心や身体が不自由になり、生き生きと生きられないことを教えてくれているのです。 考えたら素晴らしい思想ですね。そのような素晴らしい東洋の文化の中に生きていることにもう一度気付く必要がありそうです。 そして一旦リセットしてあなたが与えられている自然の力をもう一度感じてみませんか。 自然の恵みに感謝し、自分の身体と対話しながら生活する喜びを今一度取り戻してみましょう! それが健康の大きなバージョンアップに気付く第一歩ですよ、っていうのが【引き算発想の健康法】です。 もちろん現代社会に生きる私たちにはある程度のものや情報は必要です。 でもこれまで足し算が多すぎたので、思い切ってバランスをとる必要がありますよ、っていうのが【引き算の健康法】のポイントなのです。 バランス感覚がやはりココでも大切なんですね。 そしてもう一度バランスを取り戻し、「もっともっと」という他との比較や競争でなく、それぞれが個性を重んじて「楽しく心地よく自然に」生きる時代がこの21世紀型精神文明の特徴ではないかと私は思ってます。 ちょっと難しかったかもしれませんが、「引き算の健康法」の原点をお話ししました。 ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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