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『冷え込みが一段と厳しさを増す一月末のO病院の肺がん病棟。深夜でも、重症患者の苦しげなせきやうめき声が絶えず、コールで呼ばれた医師や看護師が休む間もなく病棟を駆け巡る。人工呼吸器につながれた患者は詰まった痰(たん)を三十分ごとに吸引する。気管に挿入される機器の苦痛と不快感で患者はもがき、「ウー、ウー」とうなる。家族は寄り添い、「大丈夫だよ、頑張って」と声を掛けて見守る。
肺がん手術の第一人者、同病院外科、K医師(42)は「年々増えている。健診による早期発見と診療技術の向上で助かる患者も増えたが、手術ができないほどに悪化して入院するケースもある」と指摘する。 大半が喫煙者 肺がんの予防対策で大きくクローズアップされるのが喫煙の問題だ。 同病院で一九九一年から二〇〇〇年の十年間に診察した患者千四百五十七人を調べたところ、男性の95%、女性の40・3%が喫煙者だった。 近年は肺の深部で発生する「腺がん」の増加が顕著だ。K医師は「フィルター付きや低タールのたばこが主流になり、肺の奥深くまで吸い込んだり、吸う回数が増えたことが原因になっているのではないか。いずれも、肺がんの発生と喫煙に深い関係があることを示している」と指摘する。 最も多い時期で一日四十本吸っていたという七十代の男性患者は「ほかに娯楽や慰めもなく、自然に手を出していた。何度も禁煙を試みたが駄目だった。幸い手術は成功して、命拾いしたが、吸わなければよかったよ」とため息交じりに長年の喫煙習慣を悔いた。 たばこは肺がんだけではなく、心筋梗塞(こうそく)や脳卒中、慢性閉塞(へいそく)性肺疾患など多くの病気の危険因子になっている。R大学医学部第三内科のI医師(34)も「動脈硬化を進め、脳卒中などを引き起こす要因になる」と強調する。』 (長寿より一部引用) 私は副流煙がイヤなので、新幹線は当たり前、レストランなどでもできる限り禁煙席につきます。 もうタバコについては、とやかく言うよりも、上記のような事例を見ていただいて、そのような可能性を創り出すのを良し、とするか、可能性を絶つことを良し、とするのか、個人の価値観ですよね。 喫煙習慣のある方は、特に冒頭の文章を読んで、よーく感じてみて下さい。身体によーく聞いてみてくださいね。 すべてはあなたのことであり、もう少し言うとご家族のことでもあります。 タバコの影響は子供さんの身体にも大いに関係しますよ。 言うまでもありませんね。 ありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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