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『 両肩を引いて胸を張り、全身を硬直させるように立ってみてほしい。両足は閉じる。顎は引いて、両肩は怒り肩。さらに、両腕を体の側面で伸ばす。いわゆる軍隊式の直立である。
読者の中にもこの軍隊式直立を学校の体育授業などでやらされた人がいるはずだ。「起立!」「休め!」の号令に従って、直立姿勢をとらされた読者も多いだろう。 だが果たして、この軍隊式直立が、効率の良い直立姿勢なのか。これは明らかに疲れる姿勢である。教師や教官が「休め!」の号令をかけるぐらいなので、おそらくやらせるほうも疲れる姿勢であることは承知しているのだろう。 何が疲れるのか。第一に体全体が緊張していることにある。第二に胸の張りと一緒に両肩が後ろで固まっていることにある。第三に体勢が反り返り、したがって踵に体重を乗せた格好になることだろう。そうなると、骨盤が後傾し、上半身の体勢を維持することがきつくなる。』 (ナンバ走り 古武術の動きを実践する 光文社新書より引用) いわゆる身体にいい姿勢についてごくごく最近まであまり意識してませんでした。 でも、身体の感性を上げていく、探求を進めると、楽で身体が喜ぶ立ち方、というものがどんなものか自然と分かってきました。 上記引用どおり、私たちは、普通いい姿勢とは「気をつけ!」の姿勢だと思ってますが、これはやはり違いますね。 子供のころからならされてきたところがあるので、半ば習慣になっておられる方もいらっしゃるかもしれません。 私も習慣として、スグにがんばる、つまり肩に力を入れて構える習慣がありますが、小学校あたりで身につけたものでしょう! ともかく、この立ち方、そして座り方(下手な姿勢で長時間座ると、身体のバランスがじわじわと悪い方へいくので怖いです。)を今と違うものにすると健康状態は根本的に変わる方が続出することでしょう。 それほどまでに現代社会は私たちに緊張、緊張感を強いているように思います。 でもこのいい姿勢っていうのを日記で表現するのは難しい、ですね。 また、「リラックスが続くいい姿勢」について、別の機会に書いてみますね! 御訪問ありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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