工業惑星ヘノカッパ
コリン星雲辺境惑星
コリン星宇宙の中でも特に玩具生産の盛んな惑星である
定期パトロールをしていたピコランとユウユは突然暗黒宇宙の支配者 魔王ブラックサタンの宣言を聞いた
惑星ヘノカッパが魔王ブラックサタンの手に落ちたのだ
新米隊員ユウユをそっちのけに一人内偵を進めるピコラ
そしてまた一人ベテラン隊員ティポットも急を察知し内偵のため潜入した
知らせを受けた隊長ユキも行動を開始した
内偵の結果魔王ブラックサタンはクリスマスイブに大量の有害玩具をばらまき
子供達を暗黒面に引きずり込むつもりだったのだ
事の重大さを知ったひっこりん司令官は、
カヲンを隊員達のバックアップをさせるため惑星ヘノカッパに時空間転移させ 一人周回軌道に残った
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ティポット隊員は調理場でせっせと餃子の下ごしらえをしていた
時空間移動したカヲンはティポットに近づき肩をポンとたたき
カヲン「お待たせ宅配便だよ、無臭ニンニク」
「探すのに苦労したよ。クマの着ぐるみや人形いっぱいあるのをかき分けて探してきたんだよ」
ティポット「わあ、まってたのよ。これが有れば魔王の力を弱める事が出来るわ」
「じゃあ 一杯作って作戦開始よ わたしがこれを魔王に食べさせて 魔力を封じ込めるわ」
カヲン「よろしく、僕はこれからユキ隊長とピコラ隊員にあって破壊工作の打ち合わせに入る」
そう言い残しカヲンはバックルに手をやり時空間移動装置のスイッチを入れた
そのころ魔王の座では一人の若い仮面をかぶった戦士が魔王ブラックサタンと話をしていた
プーにゃん卿「魔王様、未確認飛行物体がこの惑星軌道上に留まって居ましたので、早速牽引ビームにより強制着陸させ捕まえて参りました」
魔王「そうか、ここへつれて参れ」
プーにゃん卿「この娘です」
つれてこられたのはユウユ隊員だった
ひっこりんずエンジェル ユキ隊長