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温泉旅行の初ゲンカ。
マオフイの飲み過ぎと、開放的な態度が受け入れられないチューヤン。 そして飲むことも開放的になることもやめたくないマオフイ。 果たして決着はつくのか。 ---------------------------------------------- わが家で振舞われたチューヤンの手料理を食べて。 ひとくつろぎした後。 敢えて私は、前回のケンカの件に触れた。 私「ねえねえ。この間の温泉の話だけど。結局何も解決してなくない?」 カーン。 ゴングが鳴りました。 しゅっしゅっ(←シャドーボクシング)。 闘う気満々のマオフイ。 チ「もうやめようよ、その話。また気まずくなる」 チューヤン、リングの外に出ようとします。 だけど、逃がさない。 せっかく楽しそうにしていたのに。 水をさすようなことするの、本当に申し訳ないと思うけど。 私「でも、いま話さなかったら、後でもっと気まずくなるでしょ?」 こうして、チューヤンはリング上に引きずり戻された。 話していくうちに。 「やっぱり話さない方がよかったか」 と思うほど、(案の定)気まずくなった。 マオフイの言い分 チューヤンの「イチャイチャ」の次元は低すぎる。私はイチャイチャしているんじゃなくて、戯れているだけ。 戯れる相手も、ちゃんと選んでいる。 悪いことをしているんではないから、チューヤンに全部話しても自分はかまわないと思っている。 いままで仲良く飲んでいた友人たちと、チューヤンという彼氏ができただけでそれを禁止されるのは我慢できない。 チューヤンの言い分 「自分がやめてほしい」と思っているのに、フイがやめてくれないのはどうかと思う。自分だったら絶対にやめる。 写真を見る限り、あれはイチャイチャになる。 こんなに考え方が違うなら、やはりフイとの付き合いを考え直さなければいけないのかもしれない。 簡単に書くと、上記のようになりますが。 かなりやばいところまでいきました。 チ「やめてって言っても、フイはやめてくれないんでしょ?」 私「チューヤンのイチャイチャの定義がおかしい。私はイチャイチャなんかしてない。戯れているだけなんだって」 チ「でも戯れるのもやめてくれないんでしょ?」 私「チューヤンと私の価値観が違うんだって。男の子、女の子、みんなで仲良く鬼ごっこしてるのに、『破廉恥だからやめなさい』って言われているのに近いと思う。私は鬼ごっこをしてるだけなんだって」 チ「だってさ。男の子と鬼ごっこしてるの・・・・。ってちょっと待てよ。鬼ごっことはだいぶ違うだろ!」 私「同じだよ。私はチューヤンがトミーと仲良くしても、飲みに行っても何にも文句は言わない」 チ「トミーは50歳のおばさんだろ(チューヤンの職場の)!?それと若い人と一緒にすんなよ!」 私「一緒だよ!けんたまも他の人も、チューヤンにとってのトミーと一緒なの!全然そういうのとは違うの!」 チ「なんだよ、もう・・・・」 がっくり泣きそうなチューヤンを見て。 引き時なのかと思った。 チューヤンと続けていくなら私が折れないといけないのかな。 でもきっと。 いまは折れても。 いつかきっと私は隠れてチューヤンの意に沿わないことをすると思う。 それならば。 いましばらくがんばってみようと思う。 「北風と太陽」にならって。 チューヤンの頭をヨシヨシしながら。 私「チューヤンは、結局何が心配なの?」 チ「・・・・フイがどこかに行っちゃうの心配なんだよ」 きゅん、とした。 かわいいなー、チューヤンは。 私がどこかに行くのが心配なら、それを恐れて自分から別れを切り出すのはおかしい。 チューヤンは何も心配することはない。 チューヤンは自信を持ってどーんと構えていればいい。 チューヤンと付き合う前に一緒に飲んでいたとき、私チューヤンにイチャついてなかった。 普通はあれくらい距離感持っている。 「この人は」と心を許した友人以外は、絶対戯れたりしないから。 罪悪感持っていたら、最初っからチューヤンに言ったりしない。 普通だったら隠すから。 チューヤンは、何にも心配することはない。 でも100%私の甘えだということもわかっています。 ゆっくり諭すように言うと。 チ「わかった。信じる」 とのこと。 I win!! というより、チューヤンがよく頑張ってくれました。 私「ほんとに?」 チ「わかった。フイの言いたいことはよくわかった」 私「わかっただけじゃダメなの。それじゃあチューヤン我慢してるんでしょ?」 チ「だって、いきなり全部理解しろって言われたって無理だよ。少しずつ努力させてください」 えらい! えらいよ、チューヤン。 チ「フイのこと信じることにするわ」 えらいなー。 本当にえらいよ。 じゃあ、もう少し甘えてみてもいいかな? 私「じゃあさ。合コンも行っていい?」 いまこの瞬間。 きっとこの日記を読んでて。 私に殺意を覚えた人もいると思う。 私の周囲の友人でさえ、最近みんなチューヤンの味方だ。 チ「え!?」 私「合コンも行っていい?合コンでいろんな人に会うの、好きなの」 チ「・・・・・いいよ・・・・」 私「怒った」 チ「そりゃ、『いいねー!行っておいでよ(嬉)』なんて言えないよ!」 私「でも怒った?」 チ「怒ってない」 私「怒ってるじゃん」 チ「怒ってないよ。でもいきなり心広くなれって、言われたって無理だって。努力するから」 私「ありがとう」 チ「もし我慢できなくなったら、我慢できなくなる一歩前で言うから」 私「一歩前?」 チ「我慢できなくなったら別れちゃうでしょ?だからその一歩前」 私「わかった。我慢しなくていい」 ほんと、図にのって甘えていると思う。 チューヤンの好意に甘えていると思う。 でもこうして、一つ一つ私を信じて私の甘えを許してくれることによって。 私にとってチューヤンがよりかけがえのない人になっていくのも確かなの。 かぐやさんとか、さすらいの船乗りとかのコメントを見ると。 私がそもそもチューヤンを好きなのか、っていう話になるのだな、って思った。 そういえば私、チューヤンに「好き」って言ったことあったっけ? しかし。 直接会う友人には、「幸せ風呂に浸かってんね」と言われるほど、私は「チューヤンはね」「チューヤンがね」と嬉しそうにチューヤンの話をしているらしい。 心の座標で表すと、いままで恋愛で好きになる人って(x,y)の部分を占める人だと思っていたんだけど。 チューヤンは明らかに(-x,-y)にいる。 「そこかよ!」って思うんだけど、確実に(-x,-y)の場所で勢力を拡大しています。 そういえばこの間おもしろいことがわかった。 うちの会社の採用試験に適性テストを使っているんだけど。 それがまた、はっきり性格とか志向が出るんですわ。 チューヤンにやらせて、こっそり新卒採用に紛れ込ませてセンターに送ってみたんだけど。 その結果。 あんまりよくなかった(笑)。 しかしおもしろいのはそこではなく。 この適性テストの結果のパターンは、500通り出るらしい。 その500パターンある中で。 私とチューヤンの適性は同一だった。 似たもの同士だったらしい。 とりあえず。 初ゲンカの決着はつきました。 もしチューヤンがやせ我慢しているなら考えなきゃな、と思ったけど。 チューヤンもちゃんと納得してくれたっぽい。 「(フイは)わがままかもしれんけど、フイが好いてくれてるのがよくわかったし、俺も納得できたから他が何て言おうと今のままでいいよ」 とのお達しも来た。 わかってもらえてよかった。 コングを鳴らした甲斐があった。 しかし。 最後に釘を刺された。 チ「でもあんまりフイの友達に俺のこと言わないでよ。『キスするときにキスしていい?って聞いちゃダメだよ』って言われた時は、本当に恥ずかしかったんだから」 さっそくこの日のことを日記に書こうと思っていた私は。 私「わかった」 とうなずいたけど。 言わないけど、書くのはいい、って言うのは詭弁かな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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