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翌日。
仕事中にいきなりチューヤンが、「自転車で今日フイの家に行く」とのこと。 びっくり。 まず自転車で来たことなんてなかったし。 疲れやすいチューヤン。 平日の、それも月曜日からそんな体力使うことなんてこれまで控えていたはずなのに。 いきなりの「自転車での訪問」。 きっと、昨日私が言ったことを受け取っての行動であろう。 「無理をしているのではないか」と心配にもなったが、少なからず私の期待に応えようとしてくれているチューヤンにちょっと感動した。 この日は私はとらばーゆのため、会社帰りに人材紹介会社の人に会って。 それから帰ってきたので、チューヤンが我が家へやって来たのは21時半だった。 何をするでもなく、昨日の話になって。 チ「昨日はほんと落ち込んだよ」 私「なんでチューヤンが落ち込むの?」 チ「いや、どうしたらいいのかな~って考えてたら、かなり凹んだ。ここまで凹んだことは、ここ最近ない」 私「なんでチューヤンが凹むの?」 私としては、凹みたいのはこっちだ、と言いたかった。 あれだけ言いたいだけ言われて、傷ついたのはこっちだと、声を大にして主張したかった。 私「私だって。昨日はキレそうになるのを必死で抑えたんだから」 チ「なんでフイがキレそうになるわけ?」 チューヤンがかちーんと来たのがわかった。 それと同時に、ゴングがカーンと鳴ったのもわかった。 こうして私とチューヤンは、ずるずるとリングに引きずり出されたわけです。 結局わかりあえてないから、っていうのが全ての原因だけど。 お互い被害者意識だったから。 話はだいぶ過去にまでさかのぼった、 吉祥寺飲みから、同期のけんたまとの写真の話。 それから温泉での話。 私にとっては、「まだその話をするの?」って感じだったけど。 私の中では解決した話だと思っていたんだけど、全然チューヤンの中で解決されていなかったらしい。 5月9日「あのゴングを鳴らすのは私 」 私「だから、いちゃいちゃなんてしないって言ってるじゃん!」 チ「そうは言っても、実際俺が見てるわけでしょ?吉祥寺でとか。写真でとか」 私「あれは・・・。あれは確かにいちゃいちゃしているように見えるかもしれないけど、戯れているだけだし!それにものすごく限られた人にしかやんないよ!(←自分でも言っていて、かなり形勢が不利になっていることがわかった)」 チ「はー。そこが俺はわかんないわけ。普通付き合っている人が『やだ』って言ったら、やめるでしょ?」 私「・・・・・・」 チ「『合コン行くな』とか『いちゃつくな』がそんなに特別なこと?」 私「だから私は全然普段はいちゃいちゃなんかしてないんだってば。あのときだけが特別だったの。吉祥寺飲みは、久しぶりにはじけたし。けんたまとははじめての社員旅行で必要以上にはしゃいでただけ」 それに合コンは、一回はチューヤンが「行っていい」って認めたんじゃんか! チ「どうしてフイはすぐ、『してない』とか『わかんない』って言うの?そう言われると、もう俺は何も言えなくなっちゃうでしょ!?」 だって、わからないものはわからないし、してないものはしてないし! チューヤンが言っていることがわからないのに、「わかった」って言わなきゃいけないの? でもきっとここで「わからない」とか言ったら、火に油に注ぐことになるんだろうし。 「わからない」も「してない」もNGワードに設定されてしまったので、私はもはや何も言えなくなって、すっかり黙り込んでしまった。 もう! 平日の、月曜日の夜に何をやってるんだか。 チューヤンはこの日は片道50分の道のりを自転車こいでやってきたわけだが。 この日のうちに帰る予定だった。 だから早いところ決着つけないと、チューヤンの睡眠時間がなくなっちゃう。 仕方がない。 私は自分が折れる方針をとることにした。 私「じゃあさ。いちゃいちゃしないから、チューヤンにとっていちゃいちゃすることってどういうことなん?何を持ってして、いちゃいちゃしてることになるの?」 チ「だーかーらー。違うと思うんだけどな、そういう具体的な話って」 だってしょうがないじゃん! 私とチューヤンの考えが違うんだから! 私は同期や異性の友達と肩を組もうが、取っ組み合いをしようが、いちゃいちゃしているなんて思わないもの。 こっちがしてない、って言っているものをしてる、って言うなら、何を持ってして「いちゃいちゃしてる」というのか定義してよ! チ「あんまり言いたくないけどさ。言った方がいいんだろうね。じゃあ膝の上にのらないで」 私「はい」 そもそも。 私の体重を持ってして膝の上にのれるのなんて。 けんたまくらいしかいない(*注*けんたまは体重3桁の大柄さん)。 チ「それから、しゃべるのに必要以上に顔近づけて話さないで」 私「それは、酔っ払うと視界が狭くなって見えなくなって・・・・いえ、はい」 チ「合コンも行かないでほしい」 私「・・・はい」 すっごい下向きながら「はい、はい」言っていたら、それが不満気な態度に見えたらしい。 チ「わかった。合コンは行っていいよ」 私「・・・・・」 前回も「行っていいよ」と言っておきながらダメだったんだから、無理に決まってんじゃん! チ「合コン行っていいよ。だって飲み会なんでしょ?そこでもしいい人見つけたんだったら、そっち行ってくれてかまわないし。それを止めることはできないし」 そんな風に言われたら、「ありがとう。じゃあ行きます」って言えるわけないじゃん! ここに来てようやくわかったんだけど、不満に思うことは強要をしたくないらしい。 つまり「行動ベース」で制限をしたいわけじゃなく、自然と自分でそうなれよ、っていう話で。 そこまでは無理だよ! だってそう思ってないんだもん。 私「いいよ、行かないよ」 と言いつつ。 本音を言うと、行くのやめる気あんまりない。 すでに。 一つ合コン約束してたし(チューヤンにはまだ言ってなかったけど)。 バーカバーカ! チューヤンのバカ! 黙って行ってやる! 私は信頼してほしかったのに! バーカバーカ! チューヤンは全然悪くないし、わがままなのは私だということは百も承知だけど。 心の中でチューヤンに「バカバカ」言うのを止められなかった。 ということで。 今回は全面的に私が折れました(と私は思っているんだけど)。 でも、チューヤンも期待に応えようとしてくれているらしい。 自分の疲れやすい体を何とかしようと、体力づくりを心がけはじめた(来る前にプールで泳いできている)。 一人暮らしが始められるよう、定期預金を始めた。 そして。 「これ置いておくわ」 と、リュックからYシャツとネクタイが出てきた。 それをチューヤンBOX(と言われるチューヤンの物を入れておくスペース)に入れて。 てっきり「いつか来たときのため」なのかと思いきや。 チ「明日は会社帰りに来るから」 とな。 え!? 明日も来るの? ビックリした。 しかもYシャツネクタイを置いていくということは、お泊りですか? もしかしたら、日曜日の発言を気にしているのだろうか。 話をしているときに、チューヤンに私の気持ちを理解してもらいたいために、 私「だって、普通だったら会えなくても会いたかったら、会おうとする努力をお互いにするでしょ?カッパ君たちなんて、二人共すごい仕事忙しいのに、時間作って毎日会ってるんだよ?全然仕事忙しくない私たちがこんなんなのは、やっぱりそこまでして付き合っている意味がないってことなんじゃないの?私だって転職したら、絶対いまより忙しくなるのは確実なんだし。私たちまだ25、6で、付き合って3ヶ月で、こんなんなのはこれからももう付き合っても意味がないってことなんじゃないの?」 と言いました。 カッパ君たちが「毎日会っている」ということを言ったのは、あくまで比喩であって、決して「毎日会おうとしてないのがいけない」っていうことではなかったんですが・・・。 でも、チューヤンのそういう期待に応えようとする気持ちはすごい嬉しい。 が、きっとチューヤンのベースがそこ(=相手の期待には応える)にあるから、同じことを私にも求められているんだろうな。 うーーーーーーー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.05.24 22:21:27
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